「やってみたい!」が、人を動かす

こんにちは!原口です!

 民間学童「CAN!Pアフタースクール」では、“子どもたちの主体性が輝く場”を試行錯誤しながら創り続けています!

 
CAN!Pアフタースクールでは、子どもたちの「やりたい!」を子どもたち自身で企画、準備、実行、後片付けまで一貫して行うことができる環境を整えています。

この、子どもたちが企画から一貫して行うやり方は今年度からの試みですが、今日はその意図と子どもたちの様子をお伝えできればと思います。


「やってみたい!」を、子どもたちの手で

この環境を作った意図として、大きく2つあります。

1つ目は、子どもたちの「主体性」をとことん引き出すためです。

昨年度までは、基本的にスタッフが「何をするのか」を決め、活動を行っていました。
このおかげで、子どもたちの興味が色んな方面に広がっていきました。
その一方、「何をするのか」は大人から与えられるものになっていかないか?という疑問もありました。

今後も興味が広がる大人主導の活動も残していきますが、子どもが「こんなことやってみたい!」と思ったときに、それを自分の力で実現できるようになることを大切にしたい——そんな想いから、今年度からこの活動を始めました。

この活動を通じて、子どもたちは、自らの意志で選び、決定し、実行するという「主体性」を発揮していくと考えています。

子どもたちの「やってみたい」が沢山!

2つ目の理由は、友達とのつながりを広げ、深める機会をつくるためです。

大人主導の体験では、大人が教えることが中心になりがちで、子ども同士で考えたり、協力して問題を解決したりする機会が限られてしまいます。

そこで、子どもが中心となって企画を進める場を増やすことで、自然な形でコミュニケーションが生まれ、友達とのつながりが広がっていくと考えています。

集団の中で過ごすことの魅力のひとつは、自分一人では出会えない感情や遊びに触れられることです。

そうした喜びを子どもたちに少しでも多く味わってほしい——そんな想いから、子ども同士の関わりを大切にした活動設計を行うことにしました。

Aちゃんの「やってみたい!」から始まった1日

4月は、そんな環境の中で、子どもたちの「やってみたい!」という想いがいくつか実現しました。
今回は、その中の一つをご紹介します。 

小学1年生のAちゃんが、「ぐるんぱのようちえん」という絵本に出てくるビスケットを作りたいと言い出しました。

そこで、スタッフと一緒に準備物や実施場所を相談しながら、計画を立てていきました。

絵本の中にはぐるんぱ(ゾウ)が作った大きなビスケットが出てきます

そして当日。

Aちゃんが準備を始めると、周囲にいたお友だちが自然と集まり、一緒に準備を始めたのです。

スタッフが声をかけたわけではなく、それぞれが必要なものを手に取り、動き出していました。

いよいよビスケット作りがスタート。

手先がまだおぼつかない1年生に対し、2年生や3年生のお姉さんたちが、

「大さじ1はこれを使うんだよ」
「袋はハサミで切るんだよ」

と優しく声をかけながら、協力して作業を進めていきました。

「余った切れ端で何か作ろう!」という声も上がり、材料を無駄にせず、最後まで自分たちでやり遂げました。

焼く時間は取れなかったため、仕上げは次回に持ち越しとなりましたが、最後の後片付けまで自分たちでやり切ったのです。

こうした体験を重ねる中で、子どもたちに

「次はこれをやってみたい!」

「自分たちで何でもできるぞ!」

という気持ちが芽生えてくれたら、とても嬉しく思います。

 
まだまだ粗削りなところもありますが、これからも子どもたちの「主体性が輝く場」をどうすればつくれるのか、試行錯誤を続けていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、また。