「CAN!Pさとやま村プロジェクト」第2回実施しました!

こんにちは。
CAN!Pの森本です。本日は9月から始まったCAN!Pさとやま村の第2回目の実施報告回です。
先日10月20日(日)に総勢30名を超える大人・子どもが佐賀県脊振の山に集い、山の開拓を行いました。
その様子をお届けいたします。

さとやま村プロジェクトは特別な知識やスキルを持っていない人でも、子どもたちでも気軽に参加できます。

各々ができることを還元しながら、子どもたちも自然の中で1日思い切り過ごす体験ができます。

それでは、第二回目の様子をどうぞ!

間伐をしながらフィールドを開拓!

今回は午前中と午後の2部構成で作業を行いました。
午前中は、前回皮むき間伐をしたエリアの作業の続きを行いました。
事前にスタッフでいくつか木を伐倒しておいたものを山から引き出し、フィールドを広げる作業を行いました。

写真ではなかなかビフォー・アフターが伝わりにくいのですが、まったく日が当たらずどんよりした森が、適度に日が差し込み明るさを取り戻してきているように感じました。

適度に木の間伐が進んだことで、空気の流れも随分変化しました。

適度に森に手を入れることで、植生や生き物の多様性がこれからどんどん進んでいくのだそう。着々と豊かな森に再生が進んでいるのだと実感できます。

ゆくゆくはこの拓けたエリアに伐倒した木材を使って、ツリーハウスやコテージの建設などを進めていく計画です。

竹の伐採と竹炭づくり

お昼ご飯を挟み、午後はフィールドを移して竹の伐採を行いました。

竹は深く土に根を張れないため、あまり土壌のよくない箇所に密集して生えていく性質あるようです。

適度に間引いていくことで、土壌を改善していくことで植生や森の多様性にも影響を与えていくわけです。

竹を切り倒していく役割、切った竹を山から引き出していく役割、竹の節を落としていく役割など、大人と子どもでできる役割に分かれながら作業を進めていきました。

今後、切った竹はしばらく乾燥させてタイミングを見て燃やして竹炭にしていきます。

竹炭は適度に空洞が空いている構造になっているので、地中に埋めておくとそこに微生物や水の流れができて、これまた土壌改善になっていくようです。

その場にある資源が循環していくのが分かります。

次回は11/24(金)です

ゆっくりじっくり進んでいるこのプロジェクト。
次回は11/24(日)を予定しています。

12月以降は雪の影響も考慮しつつ開催が流動的になりそうです。気になっている方は次回のタイミングでぜひご参加ください。

参加申込については、CAN!Pスタッフまでお問い合わせください。

さとやま村開拓、進んでいます。