「探究」はより加速する
あけましておめでとうございます。
CAN!Pの粕谷です。
本年もスタッフ一同よろしくお願いいたします。
さて、今回は2024年の私たちなりの挑戦について書いていきます。
私たちが運営する3つのスクール(きりんアフタースクール、CAN!Pラボ、CAN!P English School)に共通する一つのキーワードは「探究」です。2024年は私たちが日常から取り組むキーワードである「探究」がより加速していきそうです
学校でも探究は加速する
たとえば昨年12月28日にこんなニュースが出ています。
全国初、午後の授業は「探究」に 来年度から渋谷区の全小中学校 (kyobun.co.jp)
まだまだ時間はかかりますが今後「探究」が学習の中心になっていくと思われます。受験でも探究を切り口にした受験(AO入試やアウトプット型面接)も増えていくことでしょう。その例はこちら。
2020年度私大入学者の56%がAO・推薦経由-文科省の大学調査 | 高大接続改革を知る | Between情報サイト (shinken-ad.co.jp)
つまり一般的な学力重視の受験から、その子なりのアウトプットが求められる受験もどんどん増えていくわけです。
学力勝負はもちろんですが、「どんなことに熱中してきたか」で進学することも十分可能になる道筋が少しずつ出てきそうです。(世界的には探究文脈が相当増えています。)
関東ではすでに中学受験でも探究勝負の受験も増えていますし、福岡近辺でも佐賀県基山町にある東明館中高一貫校や東福岡中高一貫校などが身近な例です。それも一つの選択肢であるということです。
私たちも小学生で探究はまだ早いと言われることもありますが、先陣を切ってその可能性を追求していきます。
2024年の挑戦
①きりんアフタースクールの学習環境の進化と高学年受け入れ
キーワードは「学び方の探究」です。1月中に学習室に図書室機能を入れます。国語力はAI時代も色褪せることなく求められます。プリントで読んだ文章が気になったので、その先の内容を本で読むといった取り組みが日常的に行われるようにしていきます。
また、学習室を完備したことで、小4~6年の高学年の子たちもアフタースクールで受け入れられるように方針を変更します。
高学年の子どもたちには、自己調整学習という自分にとって必要な学習を、自分で調整しながら進めていく手法を勧めていきます。これは元々やりたかったことの1つです。
②CAN!Pラボジュニアコースの開講
今まで4年生~6年生の受け入れでしたが、4月よりジュニアコースを開講し1~3年生も受け入れることにしました。高学年になった時により必要な、探究する素地やスキルを早い段階で備えることでもっと面白いアウトプットが出せるのではないかと思っています。工作・調理・理科実験など「つくる」「ためす」「表現する」をベースに、自分が好きなこと、気になることを探究していきます。
③CAN!P English Schoolの本格開校
昨年から試験的に取り組んできたCAN!P English Schoolはおかげさまで大好評でした。この4月より本格開校して参ります。放課後でバイリンガルを育てるべく、楽しく英語が学べる、英語で探究ができる環境をつくっていきます。
“英語を勉強するではなく、英語をつかう環境にいたら自然と英語が身についていた。”
そんなスクールにしていきたいと思います。
④オルタナティブスクールの開校
こちらも大きな挑戦です。小規模の学校をつくります。これからの学校の在り方を自分たちなりに模索し、ひとつの形を作っていきたいと思います。一斉授業による学びでなく、個別最適で自由進度な学び、プロジェクトベースな学びを基軸した学校にしていきます。
以上が私たちCAN!Pスタッフ一同の2024年の挑戦です。
子どもたちの成長を促す私たちも挑戦し続けて参ります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。