インターン受け入れで見えたCAN!Pという組織

ごきげんよう。“すべてのこどもたちに「!」な体験を”をテーマに活動しています。
福岡の探究学習スクールCAN!Pラボの鈴木です。
 
9月11日~15日までCAN!Pとして初の大学生インターンの受け入れを行いました。CAN!Pとしては将来社会に出て教育や子どもに関わる仕事に就きたい学生との接点はとても重要視しており、次年度以降も積極的に受け入れを行っていきたいと思っています。
 
さて、今回のインターンのテーマは「働くを知る・自分を知る」としました。
 
業務体験を通して「働く」ということを、振り返りやスタッフインタビューを通して「自分」を知ることを目的にしてスケジュールを組みました。
 
今回はそのスタッフインタビューを通して見えたCAN!Pという組織像についてお話させてください。

スタッフインタビューで感じた気づき

海外の幼稚園で勤務していました」
子どものころの“すき”が今の活動の原体験になっています」
「前職では教室の立ち上げから運営までをやっていて…」
結論から言うと僕はこんなにおもしろい人たちと働けているんだ!!とスタッフに対するリスペクトの気持ちがより大きくなりました。インターン生のみなさんも「すごい人たちばかりですね」と思わず言っちゃうくらい。
 
さて、スタッフインタビューは30~60分の時間。
 
内容は
・自己紹介とこれまでの人生
・担当している事業の内容説明
 
の二本立て。

思わず気になっちゃった部分を質問する形式をとっていました。
対象はスタッフ全員。日付を変えて1人ずつインタビューしてCAN!Pに対する想いやその人自身の考え方に触れられました。
 
実際にインタビューをしてみると
「こんなにおもしろい人たちと一緒に働けているんだ」
「この人たちの魅力をもっと早く知っていれば…」
と新たな視点の気づきを得られました。
 
例えば
安定の職から離れて、CAN!Pに飛び込んじゃった人
国内外のボランティアをしまくって、自分のやりたいことをとことんやっちゃった人
仕事と子育てのバランス考えて移住しちゃった人
・人生の中での大事件を学び変えちゃった人
 
たくさんのバックボーンを知ると多様でめちゃくちゃおもしろいと感じました。
 
ただ、みんなに共通しているのが子どもや教育に対する想いでした。
 
「なんかもっと良くできないかな」
「うまくいったけど何が良くなかったのかな」
「そういう視点もあったんだね」
 
よりよくを求め続け、自分自身も学び続ける
そんなスタッフの像がそこにありました。

CAN!Pという組織って?

僕が高校教員から転職をして6か月が経とうとしています。
「すべての子どもたちに“!”な体験を」をビジョンに掲げるCAN!Pという組織。
夢のあるビジョンがゆえにスタッフが何をするかよりもその人自身がどうあるかを重要視しているように感じています。

なぜどうあるかを重要視するのか。

それはCAN!Pの育てたい子ども像にありました。
 
 
CAN!Pホームページより
 
「自ら考え、自己選択・決定ができる子を育てたい私たち。
まずは子どもに関わる私たちが自ら考え、自己選択・決定していなくてはその良さを伝えられません。
 
「周りが勧めるから英語をやる」とか
「親が勧めるから有名大を目指す」という他者の意見をもとに自己選択・決定をするようなことではなくです。
 
「自分がやりたいから、海外に飛び込んでみた」
「自分にとって家族が大切だから、移住した」
 
僕がインタビューで得たスタッフのおもしろさは、その人がこれまでの人生の中でどれだけ自分で考え、どんな選択をしてきたかに触れられたから得られたものです。
本人の選択が今の人間性を形づくり、子どもとの接し方に表れているような気がしています。
 
「失敗大歓迎!」
「一緒に考えてみよう」
「あなたはどう思っているの?」
 
自分で考え、選択をするという「ありかた」を持っていると、子どもとの声掛け・関わり方に昇華され、日々の活動へ還元されているように感じています。
 
だから「なにをするか」よりも「どうあるか」を大事にしているのではないでしょうか。
 
最終ゴールの一等星めがけてスタッフと一緒に活動できることを心よりうれしく思います。
 
まだまだまだ変化をし続けます。
これからのCAN!Pの成長にご期待ください!
 
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!