オルタナティブスクールのコンセプト

こんにちは!CAN!Pスタッフの長﨑です!
今回はオルタナティブスクールのコンセプトについてお話します!

CAN!Pスクールの
コンセプトイメージ

現段階での、CAN!Pスクールのコンセプトイメージは「想いある主人公になる学校」です。

想いある主人公になる学校

「想いある主人公」とは、
「自分の人生の主人公は自分だと確信している人」
「自分の意志で人生の舵を切っていく人」
のイメージから考えた言葉です。

これはまさに、CAN!P全体のビジョンに書かれている
「自らの意志で選択し、決定できる人」でもあります。

では、どのようにして「想いある主人公」になっていくのでしょうか。
 私たちは、想いある主人公になっていく過程をこのように描いています。

ここでキーワードになってくるのが、「ストーリー」です。



ストーリーを紡ぐ

 例えば、こんなストーリーがあったとします。  

もともとラーメンを食べるのが好きだったA君。CAN!Pスクールで小麦粉からラーメンを作ることになった。粉と水を混ぜていくことで手触りや硬さが変わっていくこと、切り方によって食感が変わることに気づいた。

より美味しいラーメンにするべく、材料や作り方を研究した。何度も試しては友達に食べてもらった。そうしてとても満足のいくラーメンができた。

美味しいラーメンを追求していくことは楽しかった。しかし、ふとふりかえってみると、友達が「おいしい!」といってラーメンを頬張る姿を見ている時が、自分は一番幸せだと気づいた。

だから、今度はラーメン屋さんを開き、もっといろんな人に食べてもらえるようにすることにした。

 (これはあくまでも想像上のストーリーです。写真はCAN!Pラボでの様子です。)

このストーリーは、CAN!Pスクールでいうと、

①「初めてラーメンを手作りする」
 =まだ知らないことと出会う。

②「おいしいラーメン作りを研究する」
 =とことん探究する。

③「友達が美味しそうに食べてくれることが自分の喜びだ」
 =湧き上がる感情や気づきから、自分を知る。

④「ラーメン屋さんを開いていろいろな人に食べてもらう」
 =まだ見ぬ世界を味わう。

にあたります。

このようなその人ならではのストーリーをいくつも描き、紡いでいくことで、自分の「想い」が生まれていきます。
そして、「自分の人生の主人は自分だ」と思える人になっていくと考えています。


そのために、私たちは、1人ひとりがじっくりと自分のストーリーを描いていけるような学校にしたいと考えています。



コンセプトを磨き上げる

コンセプトはまさに学校の幹になる部分です。
だからこそ、ここは妥協せずに作り上げたいと思っています。

そのため現段階では「想いある主人公になる学校」としていますが、これはまだ仮の言葉です。

これから開校に向けて、さらに磨き上げていくつもりです。

また、時には外部の方の協力も得ながら、話し合っています。外部の方の意見は、自分たちにない新鮮な視点を与えてくれるので、とても重要です。

子ども・スタッフ・保護者・CAN!Pスクールにかかわるすべての人が

目指したい
大切にしたい
と思えるように、

日常的に飛び交う共通言語になるように、

さらに磨き上げていきます。

そして、コンセプトが確定したら、改めてお知らせしたいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!