こんにちは、CAN!Pの森本です。
福岡で探究学習スクールや民間学童保育を運営していたり、CAN!Pアドベンチャーという野外体験事業を行ったりしています。
“教育をもっとおもしろくする”というスローガンのもと、子どもたちに“!”な体験を届けられるよう日々がんばっています。
さて、今日はアフタースクールの子どもたちを連れて1泊2日のキャンプに来ています。
さきほど子どもたちが寝静まり、少し気も張っていて眠れそうにないのでパソコンを立ち上げブログを書くことにしました。
なかなかこんな環境で筆を走らすことも少ないので、いつもと出てくる言葉が変わってきそうな気もしています。乱文になったらお許しください。
「今この瞬間」を五感で感じてみる
外はすごく静かです。耳を澄ますと川が流れる音や虫の鳴く音が聞こえてきます。
窓から入ってくる風も心なしか涼しさを感じ、少しずつ秋が近づいているのだなと感じます。
私たちはいつも何かに追われながら生活をしています。「時間が足りない」と感じながら毎日を送っている人のほうが多いのではないでしょうか。
特に私たちのスクールに通ってくださっているご家庭は子育て真っ最中の方たちばかりです。
余裕を作るのは本当に難しいと思いますが、時々でいいので自然の中に身を置いたり、深呼吸しながらゆっくり流れる時間を感じられたらいいなぁと思ったりします。
目を輝かせる子どもたちに触れて感じるコト
今日はキャンプに来て、川でみんなで遊んだり、薪でご飯を炊いたりカレーを作ったりして1日を過ごしました。
今日に限った話ではないのですが、夏休みを一緒に過ごしていると子どもたちは常に「もっとしたい」「もっと知りたい」という気持ちを言葉や態度でぶつけてきてくれます。
時に運営上の都合で切り上げないといけないのが申し訳なくなるくらい。
子どもたちは遊びながら目を輝かせています。
今日カレーを作りながらある子が、ぼそっとこんなことを言っていました。
「ご飯炊くのって大変すぎるやん!火の前にいるのむちゃくちゃ暑いんやけど。昔の人ってすごいなぁ。」
他のある子はこんなことを言っていました。
「初めてカレー作ったけど、こんなに時間がかかるなんて知らなかった!上手にできてホントによかったねぇ!」
どちらも、今日実際に自分で体験してみたからこそ出てきた素直な感情なんだと思いました。
そしてこれらの言葉はおそらく強制的に「させて」いたら出てきていなかったでしょう。
自分で薪をくべて火を焚き続けること、自分で野菜を切って調理してカレーが完成するまでをやろうと思ったこと。いずれも子どもたちが自分で選択して主体的にやってみたからこそなのではないかなと思います。
野外体験の良さは主体になれる瞬間を自然とたくさん作ることができることです。遊びの延長で、私たちが大事にしたい「自己選択・自己決定」をたくさん経験できることに価値があります。
子どもたちは常に面白い遊びに飢えているし、私たちがいかにその環境を作れるかで、子どもたちの目はますます輝いていくんだろうなと感じた1日でした。
夏休みが終わります ~ありがとうございました!~
早いもので夏休みは間もなく終わります。
アフタースクールの毎日のイベント、CAN!Pアドベンチャーのキャンプ・野外体験など7月後半から連日走り続けてきました。
毎年必ず保護者の方から「スタッフの皆さん、毎日本当にすごいですよね、、、」とお声かけいただきます。
自分たちとしてはすっかり当たり前になってしまっているのですが、客観的にみるとそうなのかなぁと思うこともしばしば。
ふと冷静にその原動力となる源泉はなんなんだろうと考えてみるのですが、「楽しいから」に尽きるのかなぁと思っています。
みんな好きでやっているし、子どもたちが成長する瞬間に立ち会えるのがただただ楽しい。その気持ちが大変さを乗り越えさせてくれているのだとと思います。
毎日朝から奮闘してくれているスタッフの皆さんには感謝しかありませんし、信頼して預けてくださる保護者の皆さま、そして何より子どもたちがいてくれてこそです。
本当にありがとうございます!
来週からは日常が返ってきます。
久しぶりに学校に行き始めて少し疲れが出やすかったり、気持ちが不安定になったりすることもあるかもしれません。
みんなそうです。
ぜひ困ったら私たちを頼ってくださいね。
CAN!Pは“!”な体験を届けるチャレンジを進めていきます。引き続き応援よろしくお願いいたします。