夏休みは非認知能力を育む最高の機会である!

こんにちは。CAN!Pの粕谷です。

さて、いよいよ夏休みですね。子どもたちも楽しみにしていたと思います。室内遊びから野外体験まで様々な体験をしてもらいたいと思います。

おかげさまでアフタースクールもCAN!Pアドベンチャーも、予定しているイベントはほぼ満席となっております。私たちスタッフもこの夏休みイベントがお祭りのような気分でして、皆気合が入っております。

さて、今日のブログの言いたいことはブログタイトルの通りです。夏休みを子どもたちの自己肯定感やコミュニケーション、協働心などの非認知能力育成にぜひ活かしてくださいという内容です。理由も含めてもう少し詳しく書いていきますね。

①自然体験はコミュニケーション力を高める

上記の表のように、小学生のときに自然体験が多かった子ほど、人間関係能力が高い傾向にあるというデータが、文科省関係の調査でわかっています。アフタースクールのイベントの中で、普段話さない子ども同士が仲良くなるケースはよくあります。一緒にセミを捕まえようとしているときに、隣の子が手伝って、気づいたら一緒に何匹もゲットしてハイタッチ!こんなシーンはなんとなく想像ができると思います。
自然の中では、一人ではできないことは自然と協力しますし、面白い体験は周りの友達にシェアしたくなるものです。そこで自然とコミュニケーションが起こり、きづいたら仲良くなっていた。それが知らない人とのコミュニケーションへの不安を取り除くことにつながる。こんなメカニズムが自然体験にはあります。

②非日常体験の量が自己肯定感に影響する

こちらも同じ調査の中で書かれていたことですが、小学生の間に自然体験が多い子ほど自己肯定感が高い傾向があることがわかっています。
たとえば、カヌーに乗れた、親元を離れてキャンプで過ごせたなど、非日常体験の中で「できた!」の積み重ねが自信につながる、これもなんとなくイメージできますよね。これは自然体験に限らずですが、アフタースクールの夏休みの新しい体験が子どもたちにとって自信につながるケースは今まで何度も見てきました。どの体験が子どもにヒットするかはその子によって変わります。だからいろいろな体験を提供することにしています。

とにかくたくさんの体験をしてみよう!

7年前のアフタースクール開校初年度の夏休みのことでした。当時は今ほど夏休みの体験活動はさかんにはやっていませんでしたが、スケート体験に行くイベントがありました。午前中は全然すべれるようにならず、滑って転んで泣きそうになる子たちも、午後になるとスイスイすべって、超楽しい!とルンルン顔。帰りのお迎えの際は親御さんに、「ねえ、おれスケートめっちゃ滑れるようになった!今度一緒に行こー!」と言いながら自信に満ち溢れる顔になっているんです。その姿に衝撃を受けたのを強く覚えています。非日常体験がこうも人を変えるのかと。この時から体験活動への考えが変わりました。

今年もこんな「!な瞬間」をいっぱい提供できたらなとスタッフ一同色々な企画をしました。安全第一に楽しんでまいります!
子どもたちの成長をお楽しみにしていてください!