子どもが本気で取り組む瞬間を生み出したい~アウトプットデーに参加してみて感じたこと~

 

こんにちは。CAN! Pの粕谷です。福岡の教育をもっとオモシロくする取り組みを日々行っています。

さて、1月20日、30日にCAN!Pラボのアウトプットデイがありました。ここでの取り組みの詳細は森本のブログに委ねるとして、私は少し違った観点から感想を書いてみます。

私たちは子どもたちが本気になれる瞬間を生み出したい

今これを読んでいる皆さんは、子どものころ本気で取り組んだことは何かありますか?

スポーツや部活、受験、文化祭などの催しものなどがよく出る例ですね。その取り組んできた時間は誰もが絶対に忘れないのではないでしょうか。そんな時間をきりんアフタースクールやCAN!Pラボで生み出したいのです。

「あ~あの頃はめっちゃおもろいことしてたわ~」

「小学生の時にむっちゃ本気で○○してたわ~」

こんな言葉を大人になった時に誰かに話す瞬間がきりんアフタースクールやCAN!Pラボの中で生まれたらこれ以上の喜びはありません。

これが今日の結論です。

 

ではそのような時間を生むために私たちなりに考えていることを少し書いてみます。

そもそもアウトプットデイはなぜ行ったのか?

CAN!Pラボでは数か月に1回親子ミーティングを行っています。まずは身近な人に日々の取り組みをアウトプットすることで、報告だけでなく、プレゼン力(見せ方、わかりやすく伝える)、振り返りの習慣を身につけてもらうことを目的としていました。

 

次なるステップとして、アウトプットする相手のレベルを上げることで、より緊張感が生まれるのではという仮説を持ち、臨みました。

案の定、20日の発表前の子どもたちの驚く様子は見ていて面白かったです。

いつものノリで発表と思っていたら、事前には伝えていたものの「え?なんで?こんなに人が集まるとは思わなかった、、、」などと少々慌てていました。

まず我々の最初の狙いは成功です。しかし彼らも彼らでそれを超える発表をしてくれました。

 

子どもたちの作品・発表には「本気」が感じられた

聞く人が知らない大人だろうが、人が多かろうが、子どもたちは物怖じせず堂々とそれぞれの作品について説明していました。それができたのは明確な理由が2点あると思っています。 

  • この作品は私のオリジナルである
  • この作品は私なりの本気で取り組んだものである

この2点が揃うことで、結果的に作品への自信につながり、誰かにアウトプットすることに躊躇がなくなるのだと思います。

 

 

本気の取り組みのために必要なこと

上記の点を抑えるために必要なことは、以下の3つと思っています。

 ①コンテンツが圧倒的に面白い

まず「やってみたい!」と思えるかどうか。ここは重要です。今回だとマイクラがわかりやすいですが、ゲーム感覚でできるのでやっているだけでも楽しい。

そこに夢中で自分のアイデアを形にしていく中で、個々のオリジナリティが加わり、自分の作品が出来上がるようです。

 ②信頼できる仲間がいる

日常でわいわいしながら取り組む。行き詰った時に助けてもらう。これは一人ではできないですね。仲間は大事です。

  ③発表の場がある

自分だけで完結せず、他者へのアウトプット条件があることで、より良いものにしたい、いい発表をしたいという意識にさせます。

 

 

今回やってみての私たちの今考えていることを書いてみました。引き続き子どもたちによりオモシロい体験を提供できるよう皆で取り組んでいきます。