子育てにモヤモヤするあなたへ

こんにちは。CAN!Pの粕谷です。

突然ですが、皆さんは子育てや子どもの教育でモヤモヤすることはありますか?

私はたくさんあります。最近で言うと1歳の娘が全然ご飯を食べてくれません。手を変え品を変え夫婦で取り組んでいますが、今日も朝食はぽいっと床に投げられという始末でした。

こんなに食べなくて大丈夫か?と不安そうにしている妻に私は「まあ時間が解決するよ」といつも言いますが、心の中では、いまだ立てないし、体は小さいし、発達が遅れるんじゃないかとモヤモヤしています。

一般的にもたくさんのモヤモヤポイントがありますね。「わが子の学力は大丈夫なのだろうか?」「友達付き合いは大丈夫だろうか?」みたいなぼんやりしたものもあれば、「学校の宿題をやったと言っていたのにやっていなかった」、「自分よがりな行動で誰かを傷つけていた」とか、挙げたらいっぱいありそうですね。

保護者の皆さまのモヤモヤは相当なものだと思います。もう日々共感しかないです。

私たちもモヤモヤしている

私たちスタッフも同じように日々モヤモヤしています。

「今日行ったプログラムは入念に準備したけど、子どもたちに全然受けがよくなかった」とか、「今日の勉強に向かう前に気持ちを上手にのせてあげられなかった」とか。「今日の自分の行動は正しかったのだろうか?」と自問自答の連続です。

プロフェッショナルであろうと精進しようと外部の研修も受け、パワーアップすればするほどむしろ悩み事が増えることもやってみてよくわかりました。

他の団体や学校はどうなんだろうかと前から思っていたので、外を見てみれば何かわかるかもしれないと思い、ここ数か月、全国の公立・私立の小学校やアフタースクールなどをいくつか視察させてもらいました。

各地の子どもを見たりや先生方と話をする中で、わかったことはレベルの差は多少あれど、結局みんな遍くモヤモヤを抱えているということです。

子どもを主体にするとむしろモヤモヤが増える

なぜモヤモヤするのかといえば、現代の子育てや教育がより子どもを主体にしようとしているからだと思っています。

昭和の子育てや教育であれば親や先生の言うことをどう聞かせるかが重要でしたので、ある程度強引さがまかり通ります。しかし子どもを主体にすると、色々なことが思ったようにいかなくなります。

大人が強引にすれば子どもが主体的にならないので、手を出しにくくなるご家庭が多くなっているように感じます。どうやら学校も同じようです。子ども主体という名のモヤモヤ沼にみんなではまっている感じですね。

モヤモヤする自分を承認しよう

今日の結論は、子育ては誰がやってもモヤモヤするものなので、だったらそのモヤモヤを認めて、むしろ一緒に最適解を考えていきませんか?

ということです。

誰かに話したり、書いてみたりして吐き出してみたらいいと思います。もちろん目先の解決策がほしくて奮闘することもあるでしょう。一方で子どもが主体的にすると、最終的には子どもが解決しないといけない問題が多くなります。したがって私たちは多くのことについて最終決定権を子どもに委ね、忍耐強く見守っていく必要がありそうです。

保護者の方々、我々教育関係者、みんなでモヤモヤを前提にして子どもの成長を後押ししていきたいですね!私たちも子どもたちとの時間、保護者の皆さまとの時間を通して応援していきます!