こんにちは。CAN!Pの粕谷です。
先週からCAN!Pラボの低学年コースであるCAN!Pラボジュニアがスタートしました。
予想通りみんな楽しそうでこちらもほっとしております。
今回はCAN!Pラボジュニアが開校に至った背景を少し説明します。私事が多く非常にお恥ずかしいですがご笑覧ください。
きっかけは親子喧嘩から
そもそもCAN!Pラボは高学年向けのスクールで低学年の子たちにとっては、工具や料理器具を使いこなすだけの力が足りないなど、少しハードルがあるので開校は考えていませんでした。
きっかけは、昨年1年生の我が子との製作を巡る親子喧嘩から始まりました。幼稚園の時代からYouTubeに感化され、LEGOでゴジラをつくりたいとか、工作道具で逆刃刀つくりたいとか、折り紙で立体ポケモンつくりたいとか自分1人では到底できない製作をとにかく好んでいました。
大人でも少々難しいので、毎回僕や妻が手伝ってやりながら行っていたのですが、毎回の問題は、癇癪持ちの息子は少しでも上手くいかないと僕らのせいにして怒り、毎回親子喧嘩になることだった。まあこれがなかなかのストレスで(笑)
もちろん完成時の格別の顔は、それはまた良いのですが。
そんな日々が続く中、いつものように製作過程で上手くいかず何度も怒ってきたので、僕はついに我慢できず「もう俺はもうやらん!」と息子に怒鳴りつけてしまいました。
その日の夜、息子に毎回喧嘩になるから1人でできない製作をやるのはやめないか?と提案しました。
息子は泣きながら、「絶対やだ!」と言います。
「なんで?喧嘩になるのいやだろ?」と言うと、
「でも刀作りたいんだもん」と言うのです。
そこにはつくりたい!という素直な気持ちが表れていました。
ふと我に返って、この子ども心が尊いものなんだよなとこのやりとりの中で強く感じました。
ちなみにその時にできた刀(ワンピースに出てくるミホークのナイフ)はこちら(笑)
子ども心を育てることこそ僕らの使命である
子ども心の追求が僕らのビジョンの一部でもある「意志を育てる」ことになるのかもしれません。
もしかしたら多くの子どもが幼少期にやりたいことがあっても身体面や環境面のせいで諦めてしまっているのかもしれません。
多くの保護者の方々もそんなの無理だからやめときなさいと言っている姿が容易に想像がつきます。そりゃドリルやのこぎり使うとか、卵やら小麦粉やらが家で飛び散るとか、それらに付き合っていたら大変ですから!
CAN!Pラボは、子どものやりたい!を実現させる探究学習塾。
それなら低学年でもインプットの意味合いも込めて、やってみたいけど大人の力を借りないとできないことに挑戦するコースがあってもいいのではと考えました。
その挑戦の過程の中でできることを増やしていき、高学年でガンガンプロジェクトを作り上げていく。そんなストーリーを描いています。
これから低学年の子たち!家庭ではやりにくい体験を思いっきりしておいで!