第3回 さとやま村プロジェクトのご報告

こんにちは、CAN!Pの森本です。

先日開催されたCAN!Pさとやま村プロジェクトの3回目の報告回です。9月から始まった山の開拓も3カ月目を迎え、少しずつではありますが、その中でも着々とフィールドが変化してきています。

ダイジェストで当日の様子をまとめてみますので、最後まで読んでみていただけるとうれしいです。

前回に続いて竹の伐採を続ける

現状、さとやま村にはかなりの本数竹が生えています。

竹というのは深く根を張らない性質があるそう。逆に言うと、地面が固くて根が深く張れない場所に竹が密集して生育するわけです。

長期で見ると、竹を伐採していくことでエリアの日当たりや植生そのものを変化させていけたらいいな、ということでこの日も参加いただいたみなさんと一緒に竹を倒し、片付けを続けていきました。

ちなみに、この竹はいつか燃やして竹炭にし、また土に還していく予定です。炭には空洞がたくさん空いているので、土中に戻すことで水の循環がよくなったり、微生物の繁殖に一役買ってくれたりします。

こうしてその場にある資源が循環していく感じはなんとも心地のよいものです。

お昼はみんなで野生イノシシ肉の焼肉!

この日のお昼は、地元の猟師さんがとってくださったイノシシ肉をみんなで焼肉にして食べました。

参加した子どもたちも相当美味しかったのか、何度もおかわりしながら舌鼓を打っておりました。

ちなみに、このイノシシ肉ですが、私自身は解体し精肉するところから関わらせてもらいました。経験のある方に教えを請いながら見様見真似でやってみたのですが、これがなかなか大変。

当たり前のようにスーパーに並んでいる状態のお肉の姿になるまで、こんなにも大変だとは、、、と身をもって実感いたしました。

そして、命をいただいているという感覚をダイレクトに味わう「!」な体験になりました。

 今回は子どもたちはその場には参加してもらわなかったのですが、今後さとやま村の活動をやっていく中で子どもたちとも一度やれたらいいなとは漠然と思っています。

(※なかなか刺激が強い絵ではあるので写真もこのブログでは写真は加工しておきます)

少しずつ山の日当たりや空気の流れが変わってきた

ふと引いてフィールドを見たり、風の流れを感じてみると、明るくなるエリアが増えてきていたり、風がよく通るようになっていることに気づきました。

 微細な変化なのですが、この積み重ねしかなくて、人力でゆっくり進めているからこそ気づける変化なのかもしれないなと感じます。

 まだまだ随分先にはなりますが、エリアが広がり子どもたちが山の中を走り回れたり、その中で生き物や植物を通して四季を感じられるような場になるといいなと思います。

今後の活動予定

これまで9月より毎月1回のペースで進めておりましたが、寒くなり降雪のリスクがあることから、参加者を募っての活動はしばらくお休みとします。

 詳細が決まり次第、次回日程をご案内します。

 初めてのご家庭でもそれぞれのペースで参加できます。子どもたちも自然の中で自由に遊べる最高の機会ですので、ご興味のある方は気軽に参加してみてくださいね。

 

それでは、また進捗があればご報告します。