こんにちは。原口です。
民間学童きりんアフタースクールでは、子どもたちが自らの意志で考え、選択・決定できるよう、遊びや学びの場づくりを日々試行錯誤しています!
今日は、私がきりんアフタースクールの子どもたちやスタッフと過ごした1年間を振り返り、変化した自分の在り方について綴ろうと思います。
よろしければ、最後までお付き合いください!
「子ども中心」の考え方
前職は自動車会社の生産管理をしていた私ですが、車という「モノ」を中心に置いた考えとは全く違う世界をきりんアフタースクールで1年間経験しました。
「子ども」を中心に考えるからこそ、
「今の発言は子どもにとってどうだったのか?」
「この考えはただの固定観念だったな」
など、前職よりもさらに「自己」にフォーカスし「果たして今の自分のままでいいのか?」を問い、変化し続けた1年でした。
自分一人では気づけない点も多く、周りのスタッフとの対話や、今まであまり手に取らなかった本に助けられた1年でもありました。

きりんアフタースクールでの1年間を振り返る
この1年間、きりんアフタースクールで子どもたちと一緒に様々な経験をしてきました。

日々の学習指導

全力で野球

盛りだくさんの長期休みイベント

学習室・図書室オープン!
子どもたちと共に体験をすることで、彼らの素晴らしい一面に触れ、その子について新たに理解する喜びを日々感じています。
それと同時に
「一人ひとりを少しでも理解するために、どんな視点を持てばいいのだろう」
「どのように関われば、子どもたちの可能性をより広げられたのだろう」
と自問する日々でもありました。(きっと、これから先も問い続けることになるでしょう。)
子育てに正解がないのと同様に、教育にも正解はありません。
ですが、この1年で私なりに見つけた解があります。
それは、
「子どもと同じことを経験し、同じ目線で楽しむこと」
これは、子どもたちと過ごすうえで特に大切にしたいと思うことです。
子どもと一緒に面白がることで、面白い発見や創造が生まれたり、その子を深く知れたりすることができます。(過去のブログでも話題にしています)
ただ、私にとってこれを実践することはなかなかハードルが高いものでした。
私の特性として、効率性を考えて動くことが多く、時間をじっくり味わうことをあまり得意としていませんでした。
しかし、「次はこれをしなきゃ」と思いながら子どもたちと関わると、その子を深く理解するには限界があることを感じる場面が増えてきたのです。
そんな自分と向き合うなかで、自分とは切っても切り離せない「効率性をとことん求める自分」を横において、子どもたちとの関りの中で「子どもと同じことを経験し、同じ目線で楽しむこと」を大切にするようになりました。
結果、子どもたちと過ごす時間がどんどん楽しくなり、これからも子どもたちと共に色んな体験を重ねていくことが楽しみでたまりません!
ありたい自分であるために、自分の特性を受け入れつつも変革を起こしていくことはなかなか難しいものではありますが、日々の気づきを大切に変わり続ける自分でありたいと思います。
今日はきりんアフタースクールで働いて1年の節目ということで、自分の振り返りをさせていただきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また。