2023年度の抱負

こんにちは。CAN!P代表の粕谷です。

2022年が終わり、2023年度が始まりました。

春休み中の子どもたちの楽しそうな表情を見ていて、こちらもワクワクさせられます。

私自身も328日から始まったCAN!Pアドベンチャーのキャンプで日本一の階段(3333段)を登り、達成感とひどい筋肉痛をいただきました。今年度も子どもたちとオモシロい体験を行っていきたいですね。

さて、今回は2023年度の深化と新たな挑戦について書いていきます。

2022年から創立されましたCAN!Pですが、2023年度も「自己選択自己決定ができる人材の育成」、「子育て応援」を軸に「教育の選択肢を作る」、という私たちのミッションを引き続き取り組んでまいります。先日も探究コネクトより取材(https://note.com/tankyumedia/n/n5566c7b60fac)を受けましたが、「探究」をベースにした活動は今後も注目をされそうです。

特に全国でも探究ベースにした学童やスクールはまだまだ少ないこともあり、事例が少ない中、私たちも日々奮闘しております。2023年度の私たちの活動にご期待ください。
さて、そんな2023年度の私たちの方針と活動について簡単に書いていきます。

①現スクールの深化

きりんアフタースクール

「学び」「好き」「環境」の3つを創るのコンセプトを変わらず、続けていきます。アフタースクールは探究のタネを探す3年間と位置付けています。いわゆる探究学習のようなカチッとしたものではなく、もっと自然な形で体験をする中で、自分の好きなこと、深めたいことが見つかったらいいなという願いのもと行っています。

実際、昨年度後半から、体験の場を意図的に増やしています。特に「つくる」と「ためす」の活動が増えていて、竹を使ってものづくりをしたり、静電気をためしてみたりなどなど、オモシロい体験をより提供していきます。その小さい体験の積み重ねが探究のタネになるんじゃないかという仮説をもって取り組んでいます。また、昨年からスタッフの研修にも時間をしっかりとって、チームとして取り組みがより進化していくことを期待しています。

CAN!Pラボ


最も試行錯誤しているラボですが、学び方の探究であるチャレンジラボ、子どもたちのやりたい!をカタチにする探究、ドリームラボを提供していきます。

年生が入ることで、雰囲気も変わると思います。
チャレンジラボでは、学力を伸ばすことを一番の目的とせず、子ども一人ひとりが自分にとって最適な学び方を模索する時間にします。
ドリームラボは、テーマ探究と個人プロジェクトの2つを、期間を分けて行っていきます。テーマでは、知識を得るケースもあれば、技術(例えば動画撮影や編集といった活用できるスキル)を得るケースもあります。また個人プロジェクトでは、テーマ探究で得たものをベースに個々にやりたいことを形にする時間となりそうです。この辺は大人側が一方的に決め打ちせず、今の子どもたちの現状を照らし合わせながら、都度判断していきたいと思います。

CAN!Pアドベンチャー

野外体験をベースに楽しい体験イベントを開催しています。春休みイベントもおかげさまで全イベント満員となりました。イベントごとに新しい出会いや発見があり、開催している私たちも楽しませてもらっています。毎回アンケートもとっていますが、ほぼ100%のご満足をいただいています。アフタースクールのお子様も他流試合的な意味合いでの参加をお勧めしています。

今年は週末体験の数も増やしていきますし、親子での参加も希望が多いので、企画しようと思います。

②新たな挑戦

CAN!P ENGLISH

2023
年度より新1年生限定で試験的にスタートします。「放課後でバイリンガルを育てる」をコンセプトに英語を活用できるコミュニケーション力育成を目指します。従来のレッスンに加えて、英語で遊んだり、プロジェクトを行ったりします。アフタースクールの英語版のようなイメージです。2024年に本格スタートを目指します。

わいわい広場

2021
年より金山小で始まったわいわい広場の運営ですが、2022年度10月より能古小と舞鶴小の2校が追加され、3校の運営となっています。(福岡市からの委託となりっています。)私が子どもの頃に当たり前だった放課後の遊びの場は、少なくなってしまいました。遊びの時間は非常に重要で、アフタースクールでも重要視して時間をとっています。ここに課題意識を持つ福岡市の取り組みに共感する私にとって、わいわい広場は「遊び」を通した、子どもたちの成長の場として期待しています。

2023年度も子どもたちの安心できる場、成長できる場をスタッフ一同でつくってまいります!