こんにちは、CAN!Pの森本です。
今日は先日実施した「子育て座談会」の様子をシェアしつつ、その場から感じたことを整理してみたいなと思います。
CAN!Pのミッションとしての“子育て応援”
私たちCAN!Pのミッションの1つに“各ご家庭の子育てを応援する”ということがあります。
長年アフタースクール事業に携わっていくなかで、子どもたちの健全な育ちは放課後の時間だけで成り立つものではなく、学校や家庭といったあらゆる場との連携が必要であることが分かってきました。
その中でも、子どもたちの生活の中心となるご家庭は当然のことながら大きな影響を与えます。
しかし、子育てにはこれといった正解があるわけではないので、漠然とした不安や悩みを抱えながら日々を過ごしている方が多いのが実情かと思います。
私たちの役割として、子どもたちを預かる時間の充実はもちろん、各ご家庭の子育てを応援できる機会をもっと増やしていきたいと思っています。
子育て応援体現の場としての座談会
そんな中、今年から“子育て座談会”として、テーマに添ってCAN!Pスクールに通う保護者の方に集まっていただき、日々の悩みやお互いの今をシェアする時間を設けています。
先日は第2回として実施しました。
今回のテーマは「最近の進学情報と小学生のうちに身につけておきたい力」について。
私たちからの情報のシェアとして、
・大学入試が推薦、AO入試といった学力以外を評価するものが増加してきている
・東京都渋谷区の公立小中学校が午後を探究学習の時間に
・福岡近辺の中高でも特色ある入試やカリキュラムを導入し始めている学校がある
以上のようなことをお伝えしました。
そのうえで、今の子どもたちの課題や小学生の今だからこそ身につけておきたい力について、私たちCAN!Pの日頃の活動と重ねながらシェアさせていただきました。
“子育て座談会”の本当の意義
前振りが長くなりましたが、ここからが今回のブログでお伝えしたいことです。
座談会に参加していただいた方の声としては、
・どうしても今を見てしまうけど、少し先を見て受験や進学をゴールにしないようにしないといけない
・他のご家庭の考えや子どもへの接し方を知れて参考になった
などがありました。
未来を見据えて今を捉えることは確かに大事なのですが、現実問題として迫ってくる日常をなんとかしないといけないので、そうも言っていられないというのが多くの方の本音なのだと思います。
とはいえ、「今こんなことで悩んでいて」とカジュアルに吐露できる機会や場もないので、子育てが孤独になっていき、その影響が子どもに向かいます。
しかし、座談会で一度膝を付き合わせて同じ時間を共有すると、次に会ったときに「この前はありがとうございました」という会話が生まれます。
もしかすると、「最近どうですか?」などの雑談がそこから生まれていくかもしれません。
そういうコミュニケーションが生まれやすくなるコミュニティができることが本当に本当に大切なのだと思います。
ある保護者の方が、「前回も参加してすごく刺激になったし元気をもらえたので、今回も来ました!」と言ってくださりました。
まさにこの感じが大事なのだと思います。
そんな元気をもらえる場やコミュニティをCAN!Pはつくっていきます。
2024年度はCAN!Pとしての子育て応援を益々加速させる1年にしていきたいと思いますので、ご期待くださいね。