多くの方が関わる学校にしたい

こんにちは。CAN!Pの粕谷です。

クラウドファンディングもおかげさまで1月30日時点で166名の方に支援していただいています。皆様のご支援に感謝です。

また、今月は様々な方からの関心を寄せていただき、講演会をしたり、情報交換をしたりしています。本当にありがたいことです。

今回はその報告も含めて、多くの方のご協力の中で学校が成り立っていくんだなと感じたことを書かせてもらいます。

幅広い方々との交流があった1か月

1月に行ったイベントを3つ紹介します。教育関係者から保護者、ソーシャルワーカーなど様々な関わりがありました。

①地域のスクールソーシャルワーカーとの情報交換会
オルタナティブスクールを開校する上で、不登校対応は重要な役割です。その上でスクールソーシャルワーカーとの連携も重要になります。今回は様々なご縁もあり、城南区にある8つの中学校区のスクールソーシャルワーカーさん8名と城南区役所の子育て支援課の方2名の方が来てくださいました。
私たちの学校のビジョンやカリキュラムについて話をしつつ、情報交換させてもらいました。発達課題のある子の受入れはできますかであったりとか、金銭的な援助等はないですかといった質問が出ていました。各校様々な相談があるようで、私たちの学校が時として誰かの救いになるかもしれない。そんな希望を感じる時間でした。

②城南公民館にて講演
城南区を中心に活動するNPO法人や市民団体が一緒になって行ってきたりっぷるプロジェクト。最終回に登壇させてもらいました。

地域の方を中心にオルタナティブスクールってなんぞや?という話をさせてもらいました。

適宜グループディスカッションをする形をとったのでわいわい話しながら双方向で考える会になったと思います。
今の学校への課題感であったり、地域にこんな学校になったらいいなとか、多くのご意見をいただけました。

講演を聞いてくださった地域の方がボランティア募集していますかであったり、シニアの方が仲間たちいっぱいいるから協力するよ!と言っていただけことが何よりうれしかったです。

③教育情報会@オンラインでの講演
こちらは株式会社マインドシェアさんからの依頼でCAN!P Schoolの内容や想いについて語らせてもらいました。

高校や大学関係者が多かったそうで、質問も数多くいただきました。特に探究学習文脈の質問が高校の課題とも繋がる点で印象的でした。

紹介した3つだけでも幅広い方からの関心があることがわかります。

その他にも保護者の会であったり、市議会、県議会議員さんとの関わりもあり、教育をよりよくするという想いが各地で議論されていることもわかりました。
その中で多くの方から学校教育への課題感もひしひし感じました。

ここは僕らも課題解決の一助となるべく頑張らねばと感じさせられました。

地域や社会に開けた学校にしたい

「ねぇねぇ、魚をさばけるようになりたいだよね」
こんな子がいた時に、
「近くの○○さんに来てもらって一緒にやれるように聞いてみよう」

「城南区をよりよい街にするプロジェクトをつくってみたいから、地域の人にも聞いてもらいたい!」

こんな会話が日常の中で溢れていく、実際に様々な方が関わってくださる場が形成されていく。

そんな場にしていきたいと改めて強く感じる1か月でした。

現代はICTを活用して情報は容易に手に入りますが、実際に人から教えてもらう、手伝ってもらうという手触り感は幼少期はとても大事です。それを肌で感じられる地域とのつながりを作っていきます。

また関わる側の方にとっても生きがいを感じられる場であってほしいと思います。

これはいつだって地域に開かれた学校はこうあってほしいという普遍的なことなのではないかとも思っています。

スタッフ一同そんなことを考えて学校づくりに励んでいきます。
それではまた!