おはこんばんにちは。福岡市城南区にある探究学習スクールの鈴木です。子どもたちの「やりたい!」を実現するプロジェクト塾をやっています。
今回のテーマは「ひろがる選択肢」というテーマでブログを書きます。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
それでは、どうぞ!
アウトプットデイを開催
10月の最終週、私たちCAN!Pラボは「アウトプットデイ」を開催しました。
私たちは日頃、工作・クッキング・アート・実験などの幅広いジャンルをプロジェクト形式にして活動をしています。
「アウトプットデイ」とは
子どもたちのプロジェクトの頑張りをお客さんをお招きして発表する会のことです。そのときの様子をご覧になってください。
ひみつきちプロジェクト
(絵が扉になっています!)
本づくりプロジェクト 僕たちの本をみて~
工作室ではスクーターづくりと弓矢づくりが発表中!
とにかく多種多様なプロジェクトが並んでいて、会場はとても熱気に包まれていました。
子どもたちはお客さん(保護者の方々)を相手に、自分の言葉でプロジェクトの様子を伝えます。
「ここ頑張ったよ」
「そんな取り組みやってたの?!」
「すごいね!」
子どもたちは頑張りを認めてもらえて誇らしげです。
日頃は見ることができない子どもたちの「ここまで頑張ったよ」と「ここが大変だったよ」という過程を実際に体感してほしいというのが、このアウトプットデイの大きな主旨です。
なぜ、「過程」が大切なのか
さきほどもお伝えしたように
私たちが大切にしているのは
どんなにすごいものをつくった・調べた・などの「成果」よりも
どんなに大変だったか、なにをのりこえたのかといった「過程」です。
だって「これまでの頑張り」を
認めてもらえるって、なんだかうれしくないですか?
完成したものを見て感想を言われるよりも
「ここ大変だったんだけど、何回も作り直して完成させたんだ」
という自分のストーリーが伝わったときの喜びはめちゃくちゃ大きいです。
まさにアウトプットデイの子どもたちが
「もっと話したい!」
「もっと聞いて!」
と言っていたほどでした。
そんな経験を得るから
「自分ってやればできるんだ!」と思えるようになるんです。
そして「自分はこんな人間だ!」と語れるようになったら最高だと思いませんか?
大学入試の方式が変わりつつある事例をもとに、「自分を知る」ことの大切さをお伝えさせてください。
下の資料をご覧ください。
画像出典:文部科学省 選抜方法(国公私・選抜区分数別)2022年
急に大学入試の話になります。
大学入試の約50%が「総合型選抜」や「学校推薦型選抜」といった方式をとっています。
どういうことかというと、
ペーパー試験(テストで点数をとって合格する)の方式に加えて
自分をプレゼンする・成果物を発表する・英語で話すなどといった入試方式が、大学全体の半分以上をしめているんです。
いかに
「あなたはどういった人間なんですか?」に対して
「何を経て、どう乗り越えてきたか」
「これからどう困難にたちむかうか」
を答えられるかということが試されています。
社会に出れば「一問一答」のような答えはなく
自分で問いを探し、自分で答えを探すようなことばかりだからです。
だからCAN!Pラボは
子どもたちの「興味関心」に沿ったプロジェクトを
そして、アウトプットデイまでに「頑張る」きっかけをつくりつづけます。
より選択肢の多い時代に
さきほどの入試方式は「選択肢の増加」を顕著に表しています。
「一般入試」がなくなってこれからは「総合型」の時代だ!
なんてことでは決してありません。
「学力」という尺度で良かった、わるかったと評価され、諦めかけていた可能性に、これからは新たな「選択肢」が追加されているんです。
「学力」で頑張りたい子は頑張り続けていいし
「他の手段」で頑張りたい子も頑張っていいということです。
それほどに選択肢が増えた時代を生きるのは今の子どもたちです。
彼らは「より、めっちゃおもしろく」生きられる可能性をもっています。
だからこそ
「自分はどんなことに興味をもって」
「どんなプロジェクトをやり遂げて」
「自分はこういう人間だ」を知る必要があります。
そのため、私たちはプロジェクトやアウトプットデイで
子どもたちの「やってみたい!」と「できた!」を育てます。
そしてたっくさんの選択肢の中から「自分はこう決める!」という子たちが社会へ羽ばたいていくことを願っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
お知らせ
2025年度の新1年生に向けた説明会の受付を開始いたしました。
今回のような内容やスクールの様子について聞けるチャンスです!
↓詳細はこちらからご覧ください!↓