こんにちは!
CAN!Pスタッフのゆうやです!
今回は先週開催した金曜日チームのアウトプットデーの様子をお伝えします!
また、マイプロの中でアウトプットデーがどんな役割を持っているのかについて整理してみます!
アウトプットデーの様子
CAN!Pラボ金曜日チームは、6月の中旬から約1か月にわたってマイプロジェクトを進めてきました。
そして、先週はその成果を発表する「アウトプットデー」がありました。
アウトプットデーでは、自分のこれまでの取り組みを保護者の方々やスタッフへ伝え、意見や感想をもらいます。
今回も、それぞれのプロジェクトにストーリーが感じられる、とても充実した発表になったのではないかと思います。
樋井川の生き物プロジェクトに取り組んだ3人
同じ”樋井川の生き物”が題材ですが、
育て方、捕まえ方、生き物の種類など、
1人ひとり着目ポイントが違っていて面白い!
木で棚や工作室で使えるものを作ってきた子。
これまでの道のりを整理して、説明していました!
4月からずっと自分の家(小屋)づくりをしてきた子
3ヵ月にもわたるプロジェクトの集大成に、見に来られた方々も驚いていました!
顕微鏡での観察やトマトの栽培、日めくりカレンダーづくりなどに取り組んだ子
始めはやりたいことがないと言っていましたが、「とりあえずやってみる」を重ねて、ここまで来ました!
自分の好きな曲をリミックスしたり、”推し”のコラージュを作った子
自分の「好き」をしっかりと言語化し、伝えることができました!
これまで数々の武器を再現してきた子
自慢の作品が並び、まるでゲームの世界の武器屋のよう!
1人ひとりのこれまでの軌跡や成長が感じられる1日となりました!
アウトプットデーの価値
では、今回のようなアウトプットデーは、子どもたちにとってどんな価値があるのでしょうか。
私たちがアウトプットデーを実施する意図の一つは、「フィードバックをもらうことで、これからの探究を深める」ことです。
今回も、見に来ていただいた保護者の方々やスタッフから、様々なフィードバックをもらいました。
フィードバックにもいろいろなものがあります。例えば、次のようなものです。
「肯定的な反応」
→自分のやってきたことの価値を認められる
・細いものも太いものも丈夫にできていてすごい!
・リアルを追求している!
・アイデアを実現していてすごい!
「客観的なアドバイス」
→次に生かすことができる
・水槽に残っている赤いものは、エビの脱皮した殻である可能性があるよ!
・扉をつけてみたらどうかな?
「客観的にみた変化」
→自分の変化に気づける
・自分のすきなものに対する発言が去年よりも具体的になっているね!
・去年よりも自分でやってきたことを自分の言葉で話せるようになっていて驚いた。
こういったフィードバックをもらうことで、子どもたちは自分に自信を持ったり、これまで気づかなかった別の可能性を考えたりすることができます。
そして、次のプロジェクトへと進んでいけるのです。
武器屋さんで武器をもらって嬉しそうな見学者さん
この姿が、武器屋の彼にとっては一番のフィードバックだったのかもしれません。
終わりに
改めて、アウトプットデーにお越しいただいたみなさん、ありがとうございました。
今回のアウトプットデーで、子どもたちは様々な意見やアイデアを受け取ることができました。
これらを糧にして、これからさらにプロジェクトを進め、”熱中する探究者”に近づいていければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。