こんにちは。原口です。
民間学童「きりんアフタースクール」では、子どもたちが自らの意志で考え、選択・決定できるよう、遊びや学びの場づくりを日々試行錯誤しています!
10月31日は子どもたちが毎年楽しみにしているハロウィンパーティーでした。
ハロウィンパーティーでは保護者の方や隣接している幼稚園や保育園の方が親子で参加してくださいました。
今日はそんなハロウィンパーティー当日の子どもたちの様子をお届けしたいと思います。
射的チームの舞台裏
子どもたちはハロウィンパーティーの準備期間でどんなことをしたいのかを話し合い、「じゃんけん対決チーム」「射的チーム」「輪投げチーム」などの出し物を計画し、準備してきました。
本番当日はお客さんが来る前にリハーサルを行い、そこでチーム内の役割が決まっていきます。
前回のブログでも取り上げた射的チームですが、リハーサルでなかなか苦戦しているようでした。
射的チームのメンバーは2年生のA君と1年生3人の4人です。
1年生の3人は、リハーサルで射的のルールや立ち回り方を理解するのに時間がかかっているようでした。
そんな1年生を見て、2年生のA君はルールやどんな役割があるのかを丁寧に伝えます。
「自分だけルールが分かっていればいいや」
と思うのではなく
「みんなで一緒にやっていきたい」
というA君の思いが伝わってくる場面でした。
そんなリーダーA君のもと、1年生も自分たちで役割を決め、役割の中でどうすればスムーズに動けるのかを模索しながら射的ブースを創り上げていきました。
チームのみんなで創りあげた射的ブースは、何度も再チャレンジをするお客さんが多く、かなりの盛り上がりを見せていました。
気持ちを揺さぶる体験
今回のハロウィンパーティーで準備段階から射的チームの1年生を引っ張ってくれたA君。
その後、本人に感想を聞いてみると
「めっちゃ大変だったから、来年は違うことしたいなぁ、、、」
と一言。
この一言は、実際にやってみたからこそ知れた大変さや、色んな気持ちが詰まったものだったんじゃないかなと思います。
このブログではA君についてお伝えしましたが、他の子どもたちも本番に向けて沢山準備をして当日を迎えました。
今回のハロウィンパーティーには本当に多くのお客さんが来てくださり、そして沢山の笑顔にあふれた素敵な空間になっていました。
その中で子どもたちが感じたことは1人1人の大切な経験になっているんじゃないかなと思います。
このハロウィンパーティーのように、きりんアフタースクールでは子どもたちが一丸となって1つの場を作っていく活動が年に数回あります。
共に同じ目標に向かって進む仲間がいるからこそ、自分たちで選択し決定できる場があるからこそ、できる経験や成長があります。
これからも、子どもたちの気持ちが揺さぶられるような「!」な体験ができる場を子どもたちと一緒に創っていきたいと思います。
おしらせ
2025年度の新1年生に向けた説明会の受付を開始しました。
↓詳細はこちらからご覧ください!↓