こんにちは。原口です。
民間学童「きりんアフタースクール」では、子どもたちが自らの意志で考え、選択・決定できるよう、遊びや学びの場づくりを日々試行錯誤しています!
今週から10月に入りましたね。
朝晩は涼しくなりましたが、日中は暑い日が続いていますね。
皆さん、季節の変わり目で体調など崩されていないでしょうか?
きりんアフタースクールでは、10月31日(木)にハロウィンパーティーを開催します。
子どもたちとスタッフは9月中旬から毎週木曜日にパーティーに向けた準備を行っています。
このように、子どもたちが一丸となって1つの場を作っていく活動は、年に3回「夏祭り」「ハロウィン」「クリスマス」があります。
友達と協力して作り上げていく経験は、1人では経験することができない貴重な経験です。
そんな経験の中で、子どもたちは日常ではあまり見ることができない一面を見せてくれることがあります。
今日はそんな彼らの様子をお届けできればと思います。
どんなことしようかな?
子どもたちはスタッフが準備したスライドに釘付けです。
「ハロウィンはどうして始まったのか?」
「仮装する理由は?」
「トリックオアトリートは何のために言うの?」
子どもたちはスタッフが話している内容に興味津々で、それと同時にハロウィンパーティーへのワクワク感も増していっていることが空気感から伝わってきました。
説明の後、スタッフが「ハロウィンパーティー何をしたい?」と聞くと、
2,3年生は過去に参加したハロウィンパーティーのことを思い出しつつ、そこにオリジナル要素を加えて色んなアイデアを出していました。
「お菓子釣りがしたい!」
「飾りつけには目玉を沢山貼り付けたい!」
「じゃんけん対決をしたい!」
あっという間にハロウィンパーティーの内容が決まりました。
どんな準備がいるのかな?
出し物の内容が決まると、やりたいことが同じ人とチームを作って出し物の内容を詰めていきます。
例えば、くじ引きをするのであれば、
必要なものは
くじ引きの箱(段ボール、画用紙)、くじ引きの紙、、、
景品は
1等の人は飴が3個、2等の人は飴が2個、、、
買いたいものは
仮装で使うカチューシャ、、、
といった具合に具体的に書きだしていきます。
小学校低学年だと、自分たちで決めていくことが難しい場面もあるかな?と思い、私も1年生と2年生がいるチームの話し合いに混ざることにしました。
すると、私が入る隙もないくらい自分たちで進めていることに驚きと共に頼もしさを感じました。
そのチームは2年生のA君がリーダーシップをとって、ハロウィンパーティーに初めて参加する1年生に説明しながら、どんどん進めていました。
A君は、日頃から工作で面白いものを作るアイデアの持ち主です。
その発想力をチームでも発揮し、リーダーシップをとっていました。
そして面倒見がいい一面もあり、1年生を置いてけぼりにせず周りを見ながら進めていました。
A君のように、友達と協力する場面だからこそ見ることができるキラッと光る一面をハロウィンパーティーの準備期間では沢山見ることができるんじゃないかなと思っています。
A君のチームは射的をする予定。
どんな射的になるのかワクワクです!
さいごに
後日、パーティーを計画したスタッフと子どもたちの様子をシェアしていると、スタッフが
「あんなに自分たちでアイデア出しから具体的なところまで自走できているのを見たのは初めてだった。」
「ハロウィンパーティーみたいに、毎年同じことをすることで、子どもたちの成長(リーダーシップをとるようになるなど)を感じるし、子どもたちが自分で出来ることもどんどん増えていくことがいいよね。」
なんて話もしていて、今年のハロウィンパーティーへのワクワク感と1年生・2年生の来年以降の成長が楽しみになる、そんなハロウィンパーティーの準備の始まりでした。
子どもたちの新しい一面が垣間見ることができるかもしれないハロウィンパーティーをどうぞお楽しみに。
それでは、また。