こんにちは、みえです。
先日、Aちゃんがマイプロジェクトの時間にクッキーづくりに取り組みました。
その時に出たAちゃんの言葉「一人でできたうれしかった!」が印象的でした。
今回は、そのマイプロジェクトの様子や、その後Aちゃんにどんな変化が起きているのかをお伝えします。
事前準備
Aちゃんは事前にレシピと必要な材料を自分で調べて「これ、メモしといた方がいいよね?」と、わたしがメモするようにアドバイスしなくても自分で進めていました。
わたしが予想していたより自分からどんどん進めていて、その様子は準備の段階ですでに楽しそうでした。
途中で苦戦
クッキーづくりの当日。
レシピを見ながら薄力粉の重さを計ります。
計りの目盛りを見ながら、スプーンで少しずつ慎重にビニール袋に出します。
(ビニール袋で薄力粉と他の材料を混ぜる作り方でやります。)
少し多く出しすぎてしまい、「あー・・・」と慌てながら、スプーンですくって戻しました。
次は、バターは分量通りうまく切れました。
そして、薄力粉とバターと牛乳を混ぜます。しかし、うまく混ざりません。
バターを小さく切らなかったため、バターがなかなか溶けなくて苦戦しています。
なかなか混ざらないのでずっと混ぜていると、今度はビニール袋が破れてしまいました。
別の袋をさらに上からかぶせて、混ぜ続けました。
あきらめずにしばらく混ぜているといい具合に混ざってきました!
最後に生地を伸ばして型を取ります。
「生地の厚さって、これくらいでいいのかなあ?」と不安になりながらも上手に伸ばし、型を取ってオーブンに入れました。
なんとか時間内に焼けて無事完成しました!

達成感
その日の振り返り。
マイプロジェクトのクッキーづくりが楽しかったと言うAちゃん。
聞いてみると、Aちゃんはこれまでに家でクッキーを作ったことがあるそうです。
わたし「でも今日はほとんど一人で作ったよね!?」
Aちゃん「うん。一人でできてうれしかった!」
と満面の笑みでおしえてくれました!
『一人でできてうれしかった!』
この言葉がわたしの心に強く残りました!
今までにクッキーを作ったことはあったけど、今回はほとんど自分一人で最後まで作りました。
途中、うまくいかなかったり、これで大丈夫かなあと心配になったりしながらも、一人でやるというハードルを超えたAちゃん。
Aちゃんは、その自分を振り返り、「一人でできた!」「うれしい!」と達成感を得ることができたのだと思いました。
(きっとAちゃんは、最初は一人でやろうという意識はなかったと思うのですが、様子を見ていると一人でできそうなので、わたしもほとんど手を出さず進めることができました。)
そして、Aちゃんは次のマイプロジェクトの日、プリン作りに挑戦しました。
その次のマイプロジェクトの日は、卵焼きに挑戦しました。
できた!と感じられたことで、まだやったことのないレシピにどんどん挑戦していっています!


おわりに
今回は、「できた!」「うれしい!」の積み重ねが、その後もいろいろなことに挑戦する原動力になった出来事をお伝えしました。
そして、わたしは子ども達のこういう瞬間に立ち会うのが好きです。
これからもこんな瞬間がたくさん生まれるように、子ども達をしっかりサポートしていきたいと思います。