こんにちは、平田です。
きりんアフタースクールでは、その日の学習が終わると子どもたちはたっぷり遊びます。
今回は、遊びの中で大人が子どもと一緒に楽しんでいる場面での気づきをお伝えしたいと思います。
大人も本気で楽しむと子どもも楽しい
先日、A君とB君、スタッフが一緒にけん玉で遊んでいる様子が目にとまりました。
A君とB君は以前からけん玉にはまっていて、今ではけん玉がすごく得意です。
スタッフはけん玉が得意とまではいきませんが全くできないわけではない、といった様子です。
スタッフは、技を成功させたくてだんだん本気モードになり、何度も挑戦しています。

スタッフの真剣な表情!子どもと一緒に本気で楽しんでいます。
そして、スタッフと一緒に遊び、すごく楽しそうなA君!
スタッフが技を成功させると、A君とB君も負けじと技を繰り出します!
時々、A君がふざけてスタッフの技をじゃまして、ワイワイとじゃれ合う場面もあったりして、A君とB君はすごく楽しそうなのです。
あまりに楽しそうなので、そばで見ていたわたしも加わって一緒に遊んだのでした。


楽しかった!が生涯忘れないものに
この場面で気づいたことは、大人が一緒になって本気で楽しむと子どもも楽しいということです。
みなさんも子どもの頃、大人が一緒に遊んでくれて楽しかった思い出はありませんか?
わたしは中学生の頃、先生が一緒にバレーボールに入って遊んでくれてすごく盛り上がり、楽しかったことを覚えています。
大人になり、小学校の教員をしていた頃、進んで休憩時間に子どもと一緒に遊ぶようにしていました。
これはわたしの中学校のときの経験が原動力となっていました。
このように、子ども時代の楽しかった記憶は思い出として心に刻まれて、生涯忘れないものになります。
わたしたちは、こういった生涯忘れない経験をつくりたいと思っています。
そのために、遊びの中では大人も子どもと同じ気もちになって思い切り楽しむことや、遊びの中でさまざまな体験ができる場所をつくっていくことを大切にしています。
終わりに
今回は、遊びの中で大人も本気で楽しむという関わりについてお伝えしました。
これからも、遊びだけでなく、他の場面においても子どもと同じ気もち、同じ目線での関わっていくことを大切にしていきたいと思います。