こんにちは。原口です。
民間学童「きりんアフタースクール」では、子どもたちが自らの意志で考え、選択・決定できるよう、遊びや学びの場づくりを日々試行錯誤しています!
1月に入り、小学3年生の保護者の方と面談を行う機会をいただいております。
お話をするにあたって、保護者の方が学習面でお子様に求めているのは「自分で学習できる力」なのだと改めて実感しています。
今日は面談の中でも共感いただくことが多い、きりんアフタースクールで身につけたい「学習姿勢」について考えていることをお伝えできればと思っています。
成績<学習姿勢
きりんアフタースクールでは学習の時間を設けており、子どもたちは国語と算数のオリジナルプリントを進めていきます。
子どもたちは、この学習プリントを進めながら学校の学習の補完や先取りをすることで、基礎学力を身につけていきます。

この基礎学力ですが、ただ身につければいいとは思っていません。
私たちは、子どもたちが自分の力で学び続けることができる学習姿勢を身につけていきながら、基礎学力も培っていきたいと考えています。
「学力を伸ばす」ことだけを考えれば、大人が思う合理的な方法を強制し、子どもたちにどんどん課題をやってもらえば、一定の成果を得ることはできるでしょう。
しかし、それと同時に「言われたことをやる」ことしかできない子どもを育んでしまう可能性もあります。
「言われたことをやる」ことに慣れてしまった子どもはどうなるのでしょうか?
自分で考えることができないから、指示を待つ
→指示がないと何をすればいいか分からない
→何をすればいいか分からないから勉強をしない
→どんどん勉強が分からなくなって、将来の選択肢が狭まる
実は、この姿は子どもの頃の私そのものです。
塾に頼り切っていた中学時代を経て、高校入学後にはこんな姿になっていました。(安心してください、今は克服しています。)
主体的に学習ができない人は必ずどこかで壁が来ます。
それは大学受験のときなのかもしれませんし、社会人になってからかもしれません。
ただ、その壁を超えるのが早ければ早いほど将来の選択肢は広がります。
だからこそ、きりんアフタースクールの学習では「子どもが主体的に学習をできるようになるためにどう関わろうか?」という軸をとても大事にしながら子どもたちと学習を進めています。
そして、時間はかかりますが「自立して学習する力」を身につけることこそが、目先の学力を追い求めるよりも、子どもたちにとって大切な力であり、この先も使い続けることができる真の学力になると考えています。
自立した学習者へ
日々の子どもたちの変化は分かりにくいものですが、3年間ここで学習を頑張ってきた3年生の子たちを見ているとそれぞれの成長に驚かされます。
きりんアフタースクールの学習を通じて「学習に前向きに取り組めるようになった」「その日の目標を自分で考えることができるようになった」「集中力がついた」などなど、子どもたちは学習姿勢を1つずつつかみ取ってきました。
3年間で培った学習姿勢と基礎学力を大切にしながら、子どもたちには次のステップに羽ばたいていくことでしょう。

学習に前向きに

集中する時間が伸びた!

タイマーを使用すると集中力がアップすることを発見!
また、来年度より3年生以上を対象としたCAN!Pスタディが始まります。
このCAN!Pスタディは、自分で目標を立て、その目標を達成するために日々の計画・実行・振り返りができる「自立した学習者」を育てる学習塾です。
ここで子どもたちは学習姿勢をさらに磨き上げていきます。
このCAN!Pスタディで会える子もそうでない子も、自分の学習スタイルを探究し続け、自分の道を主体的にどんどん切り拓いて欲しいと願っています。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。
おしらせ
CAN!Pは2025年4月に、オルタナティブスクール「CAN!P School」(キャンプスクール)を開校します。
オルタナティブスクールとは、独自の理念とカリキュラムで教育を行っていく、全日制の小学校です。
現在、CAN!P School開校に向けたクラウドファンディングを行っています。
みなさまのおかげで100万円の第1目標を達成しました!
本当にありがとうございます。
一人ひとりが主人公でいられる学校をつくるため、引き続きネクストゴールに向けて挑戦しています!
ぜひ、応援をよろしくお願いいたします!
