自分で決める学び

こんにちは、平田です。

CAN!Pスタディでは「自己調整学習」というやり方で、自分で学習の計画を立てて課題を進め、学習したことを振り返りながら学びを進めています。

これは、子どもたち自身が学びを主体的に進める方法です。

自分で学びを進める姿勢は、学習して知識を得るだけでなく、粘り強さや自己効力感といった力にもつながっていきます。

誰かに言われたからやるのではなく、「自分でやってみよう」と思って動き出すのでは、学びの深さにも大きく影響します。

CAN!Pスタディでは、学習の中に「自分で決める」場面をつくり、子どもたちが自然とそうした力を身につけていけるようサポートしています。

今回は、そんな「自分で決める学び」をどのように行っているかをお伝えしたいと思います。

学習目標は自分で立てる

子どもたちは、毎月の学習のスタート時に今月の目標を自分の言葉で決めます。

これが、やらされるものではなく、「自分で決めた」ものになると、気持ちが全然違います。

例えばA君は、「次の単元末テストで100点を目指す。ミスをなくしたいからいつも見直しをする。」という目標を立てました。

話を聞いてみると、「前回のテストで自分が予想していたよりも間違えていた問題が多かったから、次はもっとできるようになりたい。」という気持ちがあるということを教えてくれました。

このような目標は、子どもたちが今の自分と向き合いながら立てたものです。だからこそ、やろうと意欲が生まれるのだと思っています。

また、「毎回、2ページは必ずやり切る」といった、目の前の行動を意識した目標を立てて取り組んでいる子もいます。

自分で目標を立てることを通して、子どもたちは「自分はどうしたいか」「何に取り組む必要があるのか」と向き合い、主体性を高めています。

進め方を自分で工夫する

CAN!Pスタディでは、問題への向き合い方や解き方にも「自分で工夫する」場面があります。

例えば、B君は「まず自分で考えてから、それでもわからないときはスタッフに質問する」と決めて取り組んでいます。

さらに、B君は「この問題は図を描いて考えた方がわかりやすいかも」と感じ、自分から図を使って考える方法を試し始めました。

自分に合ったやり方を探そうとする学ぶ意欲がしっかりと行動に現れています!

他にも、「国語の文章に線を引きながら読むと内容が頭に入りやすい」と感じてやっている子もいます。

こうした様子は、子どもたちがどうすれば自分にとって理解しやすいかを考え、学びのスタイルを自分で作っていっている証拠だなと感じています。

スタッフはすぐに正解を教えるのではなく、「まず自分で試してみるそれでも難しいときは一緒に考える」という姿勢で見守っています。

振り返りは自分の言葉で

学習の最後には、子どもたちが「今日の学び」を振り返ります。

「今日できたことは?」「次はこうしたいと思うことは?」ということをスタッフといっしょに振り返ります。

例えば、Cちゃんは、「国語で分からない言葉があったけど、例文を読んでその言葉の意味を考えた。それでも分からなかったから、言葉の意味を自分で調べた。」と、その日の学びを自分の言葉で具体的に教えてくれました。

こうした質問に対して自分の言葉で答えることで、どんなことを学んだのかとか、どのように学んだのかといったことが自分の中に定着していきます。

Cちゃんの他にも「いつもより速く計算できた!」「前より文章をじっくり読めた!」など、振り返りの言葉が、子どもたちの自信ややる気にもつながっています。

おわりに

今回は、CAN!Pスタディでの「自分で決める」場面とその様子についてお伝えしました。

大人にとっても、誰かに言われたことよりも、自分で決めたことの方が続けやすいですよね。子どもたちも同じだと考えています。

小さな「自分で決める」の積み重ねが、自分を信じる力=自己効力感につながります。

自分で考え、自分で決め、自分で学ぶ経験を重ねることで、子どもたちは「できた!」の実感を得ていきます。

CAN!Pスタディは、そうした学びの土台を、日々の学びの中で丁寧に育て、これからも、一人ひとりが「自分で決めたこと」を大切にして学びをサポートしていきたいと思います。