自分の子育てを考え直してみた話

こんにちは。原口です。

民間学童「きりんアフタースクール」では、子どもたちが自らの意志で考え、選択・決定できるよう、遊びや学びの場づくりを日々試行錯誤しています! 



今日はCAN!Pで子どもと関わり始めてから、「自分の子育て観が変化したなぁ」とふと感じたので、ここに綴ってみようと思います。

そんな考え方もあるんだなぁくらいで見ていただけると嬉しいです。

情報社会に埋もれないためには

昨今、私たちはさまざまな情報に囲まれて生活しています。

その情報を活用したあとに「この情報、実は自分には必要なかったな。」と感じた経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。

今回は、「情報にあふれた社会で、どうやって子育てをしていくのか?」をテーマに書きたいと思います。



私たちは、ネット検索やInstagramなどを通じて、最新の情報を気軽に手に入れることができます。

例えば、
「最新の研究では〇〇がいいらしい」
「フォローしている人がおすすめしていたものが良さそうだから買ってみよう」

といった情報を取り入れ、それを子育てに活用することもあるでしょう。

私自身も例外ではなく、
「絵本は110冊読まないと!」
「この知育グッズがいいらしい!」
といった情報を頼りに、2歳になる息子を育てていました。

しかし、CAN!Pの子どもたちと接する中で気づいたことがあります。

それは、「子どもによって趣味や得意分野がまったく異なる」という、当たり前の事実です。

この当たり前の事実を踏まえて我が子を見てみると、世間で人気の“知育おもちゃ”が自分の子どもには合わなかったことに気づきます。

世間一般で言われている情報を自分の子どもにそのまま当てはめようとすると、我が子の現状を見落としかねないことに気付かせてもらった経験でした。

たとえハーバード大学の研究結果で「子育てにはこれがいい!」と言われても、それがすべての子どもに当てはまるわけではありません。

しかも、有名大学の研究結果でさえ、後から覆ることも珍しくありません。
(ちなみに私は最近、信用していたダイエットに関する研究結果が覆され、愕然としました……)

このように、情報は時代とともに変化していくものです。

だからこそ、大人が大切にすべきなのは「最新の情報はどうか?」ではなく、「今のわが子はどうか?」という視点なのだと感じています。

とはいえ、毎日一緒に過ごしているとその変化に気づきにくかったりもしますよね。

そんなときは是非、きりんアフタースクールのスタッフに「子どものことで気になっていること」「日常の様子」などなど聞いていただければと思います。

さいごに

今回は「情報よりも我が子にフォーカスしたほうが良かったな」という私の気づきをもとに書いてきました。

とはいえ、この情報社会で情報を活用しないわけにはいきません。

情報とうまく付き合いながら、我が子の“今”を見落とさないような過ごし方ができればなと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、また。

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