自然体験から学ぶ

こんにちは。CAN!Pの粕谷です。
今日はオルタナティブスクールのプレでCAN!Pさとやま村に行ってきました。

子ども初めての体験ばかりで相当楽しかったのと、驚き、感動などCAN!Pらしい「!」な体験が多かったように思います。

その話を少しだけ書かせてください。

さとやま村とは!?

さとやま村は、私たち大人と子どもで未開拓の山を少しずつ切り拓いて自分たちの活動フィールドにしていこうという試みです。

長期休みなどのキャンプで利用することを目的にしていましたが、一緒に開拓を手伝ってくださる方々との話の中で、この切り拓くプロセスそのものに学びのタネが沢山あると感じ、CAN!P Schoolの自然体験でも扱うことにしました。

すでに昨年から取り組みを始めていますが、地味な活動の連続の中で子どもたちは楽しく、大人もいい汗をかいています。

自然の中で選択と決定を委ねる

今回行ったのは、しいたけ栽培の準備とフィールド内の遊具づくりでした。途中ターザンロープ等で自由に遊ぶ子もいましたね。

普段こういった活動において強制的にさせるという取り組みを基本的にしません。
しいたけ栽培をするのでやりたければどうぞ、もしくは自分なりの参加の仕方をしてみてという投げかけだったりします。なぜなら僕らCAN!Pの選択と決定をできる人になってほしいからです。

下の写真はしいたけの原木栽培の現場です。これから2年間かけてみんなで育てていきます。来年の秋にはできるらしいです。

下の写真はムクロジという実です。なんとこの実の殻を水に入れてフリフリすると・・・

あらびっくり!洗剤になります!!!
実は国の重要文化財もこのムクロジの自然の洗剤で洗っているそうですよ。
こんな豆知識も一つの学習になることもありますね。
教科書から知識を学ぶも大事ですが、体験から学び、知識と繋げるやり方はCAN!P Schoolらしい学びだなと思います。

時間の関係で遊具作りはほんの少しになってしましましたが、行う中で協働する瞬間が自然と生まれたりと本当に充実した時間でした。来週も続きを行う予定です。

自然体験が探究のベースをつくる

自然体験は楽しい体験や体育的な役割はありますが、探究学習のベースをつくる役割もあります。

CAN!P Schoolの育てたい子ども像には熱中する探究者があります。

特に低学年期は特に感性を鍛えることが大事です。

感性とはある環境下で何か気になることや好きだったりすることに意識的に感じることです。5感を使って感じる感覚を研ぎ澄していくイメージですね。

自分を拓くというコンセプトの中で、自然に身を放たれたときに、むしったあの草の匂いが忘れられないとか木の実を拾うのが楽しいかったといった経験を積み重ねていくことが重要だったりします。

CAN!P Schoolでは自然体験を行ってただ楽しかったで終わらず、様々な学び、そして自分を拓いていくタネにしていきます。

次回も楽しみにですね!
それではまた!