こんにちは!
CAN!Pスタッフの長﨑です!
先日、CAN!Pラボでは、親子ミーティングを実施しました!
親子ミーティングとは、子どもたちが取り組んできたプロジェクトの成果や、これまでの道のりを保護者の方に1対1でプレゼンする会のことです。
子どもたちのプロジェクトの節目に合わせ、数か月に1度の頻度で開催しています。
保護者の方にとっては、普段ご家庭では聞けない子どもたちの活動を、じっくりと聞ける機会となります。
今回は、この1週間で行われた親子ミーティングでの様子と、なぜ親子ミーティングを実施するのかという背景についてお伝えしたいと思います。
みんなの親子ミーティング!
この一週間、親子ミーティングで一人ひとりプレゼンを実施しました!
その様子をお届けします!
↑iPadでつくった3Dモデルを紹介!
どのように作っていったのか、図も見せながら伝えています!
↑手作りの銃づくりプロジェクト!
保護者の方の前で実演も!
↑役に立つものをつくろうプロジェクト第1弾!
ノートパソコンスタンドの細かな工夫まで説明していました!
↑ひみつ基地のアレンジプロジェクト
実際のひみつきちの中からプレゼン!
↑手づくり銃プロジェクト!
紙製ながら細かな仕組みまでこだわっていて、保護者の方もびっくり!
↑車づくりプロジェクト!
これまで苦労したところ、これから頑張りたいところを話しました!
↑段ボールに穴をあけられる!? 弓矢作りプロジェクト!
プレゼンを終えて、「話すのも楽しかった!」と満足気な表情!
なぜ親子ミーティングを実施するのか?
では、なぜCAN!Pラボで親子ミーティングを実施するのか。
理由は主に3つです。
①プロジェクトの締め切り効果
②子どものストーリーを知ってもらうため
③子ども自身が自分の成長を振り返るため
具体例と合わせてお伝えします。
①プロジェクトの締め切り効果
一つ目の理由は、締め切り効果です。
子どもたちはそれぞれに目標をもって取り組んでいますが、そのゴールがいつなのかがわからないと、意外とうまくいきません。
逆に、「親子ミーティングが1か月後にある」とわかっていると、そこからしっかり逆算して計画的にプロジェクトを進められます。
彼はイスと机を作ることをゴールにしていました。
彼の場合は、他の子と比べても必要な準備や作業が多かったのですが、ゴールから逆算して進めるすることで、見事作り切ることができました。
「今のひみつ基地は、暗いし、長時間いると腰がいたくなるから、それを解決したくてこのプロジェクトを始めました!」と語る彼!
②子どものストーリーを知ってもらうため
CAN!Pラボでは、保護者の方が常に子どもたちの様子を見られるわけではありません。そのため、発表だけだと保護者の方からはプロジェクトの最終成果物しか見えません。
成果はもちろん大切なのですが、CAN!Pラボで特に大事にしているのは子どもたちの経験です。その経験が将来子どもたちが主体的に生きていくための原動力となるからです。
そのため、子どもたちが「何を経験したのか」を知るためにも、最終成果物を見るだけではなく、その道中のストーリーに目を向けることを大切にしています。
例えば、今回野球ボールづくりに挑戦した彼。
素敵なボールに仕上がっていますが、本物と比べてしまえば劣って見えるかもしれません。
しかし、彼がこのボールを作るまでには、
・ものすごく集中力が必要な作業を自分の力でやり切った
・2種類の革の性質を比べながら取り組んだ
など、たくさんのストーリーがあります。
親子ミーティングでは、保護者の方にそういったストーリーまで知ったうえで、お子さんがどのように成長したのかを見ていただきたいのです。
彼のストーリーを聞き、
保護者の方も感心されていました。
③子ども自身が自分の成長を振り返るため
これが一番重要です。
私たちは、親子ミーティングを通して、子どもたちに自分の成長を知ってほしいと思っています。これは、親子ミーティングだけでなく、アウトプットデーも同様のねらいです。
子どもたちの年齢では、まだ私たち大人ほど自分を俯瞰して見ることはできません。
そのため、あえて一度立ち止まり、自分の成長を俯瞰する機会を作っています。
今回も親子ミーティングでは、子どもたちはプレゼンを作っていく中で、スタッフと一緒に自分の成長を振り返っています。
例えば、推しグッズ作りに取り組んだ彼女。
保護者の方へのプレゼンの中で
「作れないと思っていたものが作れるようになった」
と自分の成長を話していました。
レジンアクセサリー作りに挑戦した彼女は
「難しいことでも、いろいろ試せるようになった」
と自分の成長を話していました。
こうして、自分の成長を少しずつ自覚することで、だんだんと自信が湧いてきます。その延長線上に、自分の将来の夢や本当にやりたいこと、自分の強みなどが見つかります。
経験を振り返り、自分の成長として自覚する。その積み重ねで、その子の”土台”を固めたいのです。
おわりに
今回は、親子ミーティングの様子や、その背景についてお伝えしました。
実は今回の親子ミーティングは、まだ”練習”です。
CAN!Pラボでは来年3月23日(土)に、1年の集大成として”大”アウトプットデーを開催予定です。
この日は、保護者の方だけでなく、地域の方やCAN!Pの関係者などを招き、子どもたちが自分の「ストーリー」をプレゼンする予定です。
詳細はまた追ってご連絡しますが、大アウトプットデーに向けた子どもたちの頑張りにご期待ください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
お知らせ
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