こんにちは。CAN!Pのかっちゃんです。
あっという間の5月です。
CAN!P Schoolも開校して1か月が経ち、なんとなくの日常が出来上がってきたように思います。
今回は1か月を振り返る意味で書いていきます。
安心安全の場を形成する
自分を拓くをコンセプトにしている中で、前段階で大事にしていることは、子ども自身が安心していられる場をつくることです。
朝はサークルタイムから始まります。大人の伝えたいことや今日のスケジュールだけでなく、子ども同士が考えていることも話したりもします。互いに聞き、伝える経験を積んでいくことが大事なのですが、最初はそうもいきません。自分の言いたいことだけ言ってあとは知らんぷりなんてこともよくあることです。焦らずゆっくり関わっていくことが大事です。
「自分から学ぶ」も時間がかかる
私たちの学校では午前中に個人別に基礎学習を行っています。公立の小学校
の内容に則しつつ、個人で使う教材や内容を変えたりもします。3年生だから3年生の内容をやるとは限りません。今その子のレベルに合わせて内容も変えています。
そして、漢字が書けるとか計算ができるとかはもちろん必要ですが、そこに加えて自分で学習を計画しやってみてどうだったかをコーディネートできるような力を身に付けてほしいと思っています。
この1か月の間にそれなりにリズムに乗っていることもいますし、「あ~今日は嫌だ!やりたくね~」なんて声ももちろん聞こえてきます。大人だってそうですよね。人間は弱い生き物ですから、伴走してもらいながら成長していくでいいと思います。個々にじっくり向き合っていきます。
体験の時間がやはり楽しい
座額も行いつつ、体験の時間もたくさんとっています。
私自身も自然体験の時間を担当させてもらっています。

先月は校舎周辺の池巡りや油山探検を行っています。
ここは五感を使っての体験を大事にしています。
見えるもの、聞こえてくるものなどその季節で感じていくこと、これらはこれからのAI時代に結構大事になると思っています。人間だからこそできることがキーワードですね。
自然体験やテーマ学習、マイプロなどの体験はやはり楽しそうです。
また同じ体験をすることで仲間との共通体験が生まれて関係性が深まっていることも現場で感じます。
関係が深まるからこそ起きる衝突
少人数の学校だからこそ子どもたちどうしに関係性は深くなっていきます。そこで避けられないのが衝突です。
日々の衝突はちょっとしたことから始まります。以前スタッフのみえちゃんが別のブログでヨギボーの取り合いでの話を取り上げていました。そういう小さい衝突が日々起こっています。
この手の衝突も何百回で繰り返していっていいでしょう。少しずつ学んでいきます。そしてその解決方法を自分たちで身に付けていきます。
沢山体験して、自分で学び、日々の生活の問題を自分たちで解決していく、そんな力を育むために私たちの学校は生まれたんだよなと改めて感じた一か月でした。
さて次の1っか月はどんな1か月になるのでしょうか
楽しみにです!