「学習タイム」で育てたい、一生モノの力

Hola! ぶいちゃんです。
早いもので、今年度も残りわずかとなりましたね。

民間学童「CAN!Pアフタースクール」に通う子どもたちを見ていても、
「お兄さんお姉さんになったなぁ」としみじみ思います。
その成長は、私が担当している「学習タイム」でも同じです。

今回は、特に印象的だった3年生の「振り返る力」の変化と、その芽を育んでいる1・2年生の「努力の積み重ね」を軸に、学習タイムでの子どもたちの様子を綴りたいと思います。

成長の3ステップ

私たちは「学習タイム」の中で、「テストの点数を上げよう!」といった直接的な目標は掲げていません。
実際、学習タイムで取り組む国語と算数のプリントは、丸つけこそしますが、あえて点数をつけることはありません。

なぜなら、私たちが考える最終的なゴールは、「自分で学習できる姿勢(自己調整学習)」を身につけることだからです。
「やらされる学習」から「自ら学ぶ学習」へと変化することで、本質的な「学ぶ力(学力)」が育まれると考えています。

ここで重要なのは、他者との比較ではなく、
「その子一人ひとりが、過去の自分よりも成長しているか」。
私たちはその変化を常に見取りながら、次の3つのステップを意識して伴走しています。

Step 1. 基礎学力の養成
まずは計算力や読解力を磨き、「できた!」という自信と、学習習慣の土台を作ります。

Step 2. 自己調整のトレーニング
自分の得意・不得意を知り、「どうすればうまくいくか」を自分で考える練習をします。

Step 3. 自律した学習者へ(主にCAN!Pスタディ)
最終的には、自分で課題を選び、進め方を決められる「自律した学習者」を目指します。

3年生が見せた「自ら学ぶ力」の開花

このステップを意識して関わっていく中で、先日3年生の確かな成長を感じた出来事がありました。

3年生は「自己調整」のトレーニングとして、毎月初めに「前月の振り返りと今月の目標シート」を書いてから学習を進めています。

 取り組み始めた当初は、
・「算数が速く解けた」
・「国語が難しかった」
といった、少し曖昧な言葉が並ぶことが多くありました。

しかし、先日シートを見てみると、 
・「算数のタイムを上げるために、分母が同じ分数の足し算の計算の訓練をする」 
・「文章を書く問題が増えて、時間がかかるようになったけど、量は減らさずに取り組む」
といったように、内容が驚くほど具体的になっていたのです。

昨年10月の振り返りシート
今年2月の振り返りシート

自分自身の課題を客観的に捉え、具体的な解決策まで導き出せていることに感動しました。 

Step 2の「自己調整」の芽が、着実に身についてきています。

開花させるための、日々の積み重ね

もちろん、3年生がいきなりこうなれたわけではありません。 

今の姿があるのは、1・2年生の頃からの泥臭い、「Step 1(基礎・土台作り)」の積み重ねがあったからだと思っています。

私がこの一年で見てきた1・2年生も、それぞれに成長を見せてくれました。

・学習室に入って来るなりすぐ読書を始めて、机に座るのが難しかった子が、今ではすんなり席につき、学習に取り組んでいること。

・問題を間違えるとすぐにかんしゃくを起こしていた子が、少しずつ感情を飲み込み、壁を乗り越える力をつけてきたこと。

・大人がそばにいないと学習を進められなかった子が、今では自分でストップウォッチを持ってきて1人でどんどん進めるようになったこと。

このような、ひとつひとつの経験が、3年生になった時の「自分で学ぶ力」の根っこになっています。

その子に「今必要な力」を見極める

学習タイムに関わるスタッフは、
「その子にとって、今の課題は何か? 今必要な力は何か?」
を、常に自分に問いかけています。 

子ども一人ひとりの課題を正確に拾うことは、とても難しいです。
課題を見極めるために、学習中の様子を動画に撮り、あとで何度も見返して分析したりしています。

「なぜここで手が止まったのか?」「視線がどう動いているか?」 など、映像を通してその子の思考のプロセスに想いを巡らせ、つまずきの原因を探ります。

そして、ほぼ毎週、同じく学習担当のぴかりんと一緒にミーティングを行い、
「あの子には今、どんな支援が必要だろう?」と知恵を出し合っています。

私たちが一生懸命考えて、その策を伝えると、子どもたちは本当に真剣に取り組んで答えてくれます。
このサイクルの繰り返しが、子どもたちの成長につながると信じています。

学習ミーティングの様子

学習タイムに関して、ご質問などありましたら、いつでもお声がけください!

それでは、Hasta Pronto~!