こんにちは、平田です。
計算を速く正確にできるようになること。文章を読んで、問いに正しく答えられるようになること。
CAN!Pスタディジュニアでは、こうした基礎基本の力を身に付けるために、日々のプリント学習を大切にしています。
では、なぜ、基礎基本の力をしっかりと身に付けることが大切なのでしょうか。
もちろん、計算ができることや、文章を正確に読み取れること自体が大切です。
でも、私たちが基礎基本の学習を大切にしている理由は、それだけではありません。
基礎基本の力が伸びることは、子どもたちが自信を持ち、自分から学習に向かう力を育てる土台にもなるからです。
できなかったことができるようになると、「自分にもできる!」という自信が生まれます。その自信が「もっとやってみたい!」という意欲につながり、自分から学習に取り組もうとする気持ちを支えていきます。
そして、自分で目標を決めたり、学習内容に合わせて取り組み方を考えたりする姿にもつながっていくのだと感じています。
CAN!Pスタディが6年間を通して目指しているのは、自分で考え、自分で学び続けられる「自立した学習者」を育てることです。
最近のスタディジュニア(1〜3年生)では、その土台が育ってきていると感じる場面が増えてきました。
今回は、子どもたちの具体的な姿を通して、スタディジュニアで大切にしていることをご紹介します。
「できること」が増えてきた子どもたち
スタディジュニアでは、日々の学習の積み重ねによって、子どもたちの基礎基本の力が伸びてきています。
算数では、繰り返し計算に取り組む中で、以前よりも計算のスピードが速くなってきました。
国語でも、文章を読むスピードが上がり、内容を読み取って設問に正確に答えられるようになってきています。
こうした変化は、単に「以前より多くの問題を解けるようになった」ということだけではありません。
自分の力で解ける問題が増え、学習の中で「できた!」という手応えを得られるようになってきています。このことにも意味があると感じています。
「今日は〇枚やる」と、自分から学習に向かう
基礎基本の力の伸びとともに、子どもたちの学習に向かう姿勢にも変化が見られるようになってきました。
今では1年生から3年生まで、多くの子どもたちが、自分の取り組める量を見通して「今日は〇枚やる!」と目標を決めて学習をスタートしています。
大人から言われた枚数をただこなすのではなく、自分で目標を決め、その目標に向かって集中して取り組もうとする。
こうした姿に、子どもたちの学習への向き合い方が変わってきていることを感じます。
その中でも、ある日の3年生のA君の姿が印象に残っています。
A君は学習を始める前に、次のような目標を立てていました。
算数は、わり算のプリントを4枚。スピードを意識して取り組む。
国語は、冊子を2ページと漢字プリントを1枚。文章を丁寧に読むことを意識して取り組む。
私がこの姿を見て嬉しく感じたのは、A君が自分から目標を立て、学習に向かおうとしていたことです。
さらに、算数ではスピード、国語では丁寧に読むことを意識するなど、学習内容に合わせて「どう取り組むか」まで自分で考えていました。
自分で目標を決め、学び方を考えながら、学習に向かう。
そこに、私たちが育てたい「自分で学ぶ力」の芽が表れていると感じました。
こうした姿はA君だけではありません。自分で決めた目標に向かって集中し、最後までやり切ろうとする姿が、スタディジュニアの子どもたちに少しずつ見られるようになってきています。
「自分から学ぶ力」は、大人と一緒につくる土台から
もちろん、低学年の子どもたちが、最初から自分で目標を決められるわけではありません。
例えば計算の練習では、スタッフが「今度はこの秒数を目標にやってみよう」と声をかけることも多くあります。
子どもたちは、スタッフと一緒に決めた目標時間を意識しながら、繰り返し練習に取り組んでいます。
CAN!Pスタディでは、1〜2年生を「大人と一緒に『勉強する土台』を作る時期」と位置付けています。
保護者の皆さまにお配りしている「各学年のゴール」でも、大人と一緒に決めた目標時間や目標学習枚数を、自分の力で最後までやり切れるようになることを目標の一つにしています。
ここで大切にしているのは、子どもが「自分の力でできた!」という経験を積み重ねることです。
最初は大人と一緒に目標を決める。そして、その目標に向かって自分の力で取り組む。
その中で「できた!」という手応えを感じることが、次もやってみようという気持ちにつながっていきます。
そうした経験を重ねながら、少しずつ自分で目標を考え、自分から学習に向かえるようになることを目指しています。
自分から学ぶ力は、最初から子どもに任せることで育つのではなく、大人の支えの中で、少しずつ育てていくものだと考えています。
「できる!」という自信が自分から学ぶ力を育てる
計算が速くなった。文章を正確に読めるようになった。
こうした成長は、それ自体が嬉しいことです。
でも、私たちがその先に見ているのは、「できること」が増えた子どもたちが自信を持ち、「もっとやってみたい!」と自分から学習に向かうようになる姿です。
そして、その先には、自分で目標を決めたり、学習内容に合わせて学び方を考えたりしながら、学習を進めていく姿があります。
だからこそ、CAN!Pスタディジュニアでは、基礎基本の力をしっかりと身に付けることを大切にしています。
基礎基本の学習は、ただ問題を解けるようになるためだけのものではありません。「自分にもできる!」という自信を育み、子どもたちが自分から学び始めるための、大切な土台なのです。
これからも、子どもたちの「できた!」を一つひとつ積み重ねながら、自分で決めた目標に集中して取り組み、最後までやり切る経験を大切にしていきたいと思います。