こんにちは、平田です。
「間違えないようにしないと…」と思う子どもは多いですが、実は学びにとって“間違い”はとても大切な材料です。
CAN!Pスタディでは、「できなかった」で終わるのではなく、「どうして間違えたのか」「次はどうすればできるのか」と考えることを大切にしています。
テスト直しでのエピソード
先日のスタディの時間、3年生のA君と算数「円と球」のテスト直しをしました。
半径3㎝のボールが6つ入っている箱があります。
この箱の横の長さ㋚を求める問題で、A君は「6×3=18」と答えていました。
どうしてその式にしたのか聞いてみると、半径が3㎝だから直径は6㎝、そして箱の中にはボールが横に3つ並んでいるので「6×3=18」と考えた、とのことでした。
これは考え方としては正しく理解できています。
ただ、問題文には「直径6㎝」という数字が書かれていないため、式の中に「3×2=6」という直径を出す過程を入れると、より論理的に表せることを伝えました。
するとA君は「なるほど!直径を出す式も入れた方がいいんだね」と納得。
ただ正解を出すだけでなく、“どう考えを式に表すか”を学んだ瞬間でした。
さらにテスト直しの後にした1ヶ月の振り返りでは、「目標にしていたこと(100点を目指す)はできなかったけど、学校のテストでは100点が取れそう。100点までもうちょっと。」と書いていました。
スタディのテストで間違えたところはあっても、「次に同じような問題があったらできる!」と自信をもって話していたのがとても印象的でした。
CAN!Pスタディの工夫
CAN!Pスタディでは、学習の中で「間違いを直す」ことを大事にしています。
ただ答えを直すのではなく、
どこで間違えたのか
どうすれば正しくできるのか
を一緒に確認し、子ども自身の言葉で振り返ります。
さらに、1ヶ月の振り返りシートでは「できたこと」だけでなく、「もう少しだったこと」「次はこうしたい」という視点でも書くようにしています。
もう少しだったことを振り返り、気づいたことや工夫したことを言葉に残すことで、学びを“自分ごと”として捉え、次に活かすことができるようになります。
また、教室では「間違えても大丈夫」「やり直せばできる」という安心感を持てる雰囲気づくりも大切にしています。
子どもたちが自分の考えを安心して言えるからこそ、間違いを恐れずに前向きに取り組む気持ちが育っていくのだと思います。
こうした一つひとつの取り組みが、「まちがえを恐れずに取り組む姿勢」につながっていきます。
おわりに
“間違い”は、自分の課題に気づき、成長するためのチャンスです。
大人でも、失敗やつまずきをきっかけに工夫したり、やり方を変えたりすることがありますよね。
子どもたちにとっても同じで、間違いの経験こそが次のステップへの大切な土台になります。
CAN!Pスタディでは、子どもたちが間違いを前向きにとらえ、「次はこうしてみよう」と自分の力で学びを深めていけるよう、学習や振り返りを工夫しています。
「間違えたけど、やり直したらできた!」
「今回は100点じゃなかったけど、次は取れそう!」
そんな前向きな言葉が聞こえてくるとき、子どもたちの成長を強く感じます。
これからも、子どもたちが“間違いをチャンスに変える学び”を積み重ね、自信とやる気を育てていけるよう、丁寧にサポートしていきたいと思います。