遊びの研修から学ぶ、大人の在り方

こんにちは!ぴかりんです。

民間学童「CAN!Pアフタースクール」では、子どもたち一人ひとりの主体性が輝く場であることを大切にしています。
そのために、私たちが大切にしている時間の1つが「遊び」です。

CAN!Pアフタースクールでは、遊びを「空いた時間にするもの」や「単なる気分転換」だとは考えていません。
遊びは、子どもが自分の身体や感情、他者や世界と繋がる、とても大切な学びの時間です。

これまでもブログで、研究結果をもとに「なぜ子どもにとって遊びが必要なのか」をお伝えしてきました。
科学的根拠から考える「遊び」の重要性

今回は、そんな遊びをさらに豊かなものにしていくための研修について、少しご紹介します。

遊びを見つめ直す

先日お招きしたのは、宗像市で「冒険遊び場(子どもプレーパーク)」の立ち上げ・運営に携わっている藤原浩美さん(ひろりん)です。
行政と連携しながら、子どもの遊び場・居場所づくりを広げてきた実践者でもあります。

研修の中では、
・自分たちが子どもの頃にしていた外遊び
・今の子どもたちがしている外遊び
を書き出し、比較していきました。

すると、
「地域をまたいでどこまで行けるか試すような冒険的な遊びが減った」
「ルールや範囲が最初から決められている遊びが増えた」
「コマ回しのように、技術を磨き続ける遊びが少なくなった」
など、たくさんの気づきが出てきました。

続いて、「遊びからどんな力が育つのか」を考えると、
握力や調整力といった身体的な力だけでなく、感情をコントロールする力、他者と関わる力、さらには解剖学・生物学・免疫力にまで話が広がりました。

スタッフから出てきたアイデア

改めて、遊びは“なんとなく良いもの”ではなく、生きていくために必要な力が詰まった営みなのだと、実感する時間となりました。

私たち大人はどう在るのか?

今回の研修で、ひろりんが繰り返しお伝えしていたテーマの1つとして、「大人の在り方」があります。

子どもたちが遊びを広げ、深めていくためには、上級生や大人の存在が欠かせません。
ただし、それは「教える」「指示する」といった関わり方ではありません。

大人の役割は、
・子どもたちが予測できない危険を取り除き、安心して挑戦できる環境を整えること
・少し離れたところで遊びのきっかけをつくり、好奇心に火をつけること

あくまできっかけを用意する存在であり、その先の遊びがどう展開していくかは、子どもたちに委ねていく。
その程よい距離感こそが大切なのだと、改めて感じました。

そして何より印象的だったのは、大人自身が遊びを面白がり、その過程を共に楽しんでいること
その姿勢そのものが、子どもたちの遊びをさらに豊かにしていくのだと思います。

今回の研修は、日々子どもたちのそばにいる私たち自身が、遊びをどう見ているのか、そして「大人としてどう在るのか」を問い直す時間でした。

これからも私たちは、「遊び」を通して子どもたちがさまざまなことを学び、育めるよう、大人として何ができるのかを学び、実践し続けていきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。