Hola!ぶいちゃんです。
CAN!Pアフタースクールは、「自分たちでおもしろくする!」を合言葉に、子どもたちの主体性が輝く場を子どもと大人で作り上げていく民間学童です。
先週は、アフタースクールから歩いて3分ほどのところにある小さな公園へ遊びに行ってきました!
そこにある遊具は、滑り台が一つだけ。
でも、子どもたちの手にかかれば、その小さな空間が無限の遊び場へと変化します。
今回は、そんな何気ない公園遊びの中で見つけた、子どもたちの遊びを創り出す姿と「遊びを通した学び」についてお届けします。
ポケモンカード救出大作戦!
公園に着いて早々、雨水が流れる側溝の下にキラキラ光るものを発見した子どもたち。
「あ!ポケモンカードだ!」と気づくやいなや、カードの救出劇が始まりました。
「どうやったら取れるかな?」「これで引っ掛けよう!」 周りを見渡し、
ちょうどいい長さの木の枝を探し出し、みんなで力を合わせて重い側溝の蓋をこじ開けようと奮闘していました。
10分ほど格闘の末、見事自分たちの力でカードを救出しました!
大人がパッと手伝ってしまえば一瞬ですが、「子どもたち自身が考えて、試すことができるのが遊びの中で一番大切なことだろう」と思い、あえて手出しはせず、見守ってみました。
すると、自分たちで身近なものを工夫して使い、自然と協力し合いながらカードを取り出そうとしている姿が見られました。
「カードを拾いたい!」という純粋な思いが、子どもたちの「考える力」や「友達と協力する力」を引き出していた、学びの瞬間でした。
地面は巨大なキャンバス
別の場所では、砂の地面に木の枝で大きな雪だるまの絵を描いている女の子の姿がありました。
普段CAN!Pアフタースクールで遊んでいる園庭は人工芝なので、実は「土の地面に絵を描く」というのはとても新鮮な体験です。
ただ絵を描くだけでなく、落ちている木の枝や葉っぱを拾ってきて、雪だるまの模様のアクセントにするなど、「想像力」を膨らませて、自然物を巧みにアートに取り入れていました。
ふと公園を見渡すと、枯れ葉の中に咲く小さな青色のオオイヌノフグリや、赤黒い少し不気味な大きい花が咲いており、子どもたちも「あ!きれいな花が咲いてる!」「この花ちょっとこわ~い」と手を止めて観察する瞬間もありました。
小さな公園の中にも確かな季節の移ろいがあり、子どもたちの豊かな感性が刺激されているのを感じます。
「季節感」を感じることも、大切な学びの要素だと思います。
全力おにごっこと、自然の中の「余白」
子どもたち全員で、自然と鬼ごっこも始まりました。
平らな場所だけでなく、自分の背丈ほどあるブロック塀や、でこぼこ坂道もある公園。塀によじ登って逃げるなど、普段よりエキサイティングな鬼ごっこになりました。
全身を使ってよじ登る動作は、普段使わない様々な筋肉を刺激する良い運動にもなります。
中には「裸足の方が登りやすい!」と、靴も靴下も脱ぎ捨てて環境に適応していく男の子も(笑)。
そしてとても面白かったのが、遊びの移り変わりです。 鬼ごっこの最中、足元にクローバー畑を見つけた子が「四つ葉あるかな?」と探し始めました。
すると、一人、また一人とその場に座り込み、いつの間にか白熱した鬼ごっこから、静かな「四つ葉のクローバー探し」へと自然にシフトしていったのです。
決まった形のない「自然物」があることで、遊びの幅がぐっと広がるのを感じました。
きっちりと作られた人工物が多い現代ですが、自然の中には、子どもたちの自由な発想を生み出す「余白(余裕)」のような要素がたくさん詰まっている気がします。
スタッフの気づき:小さな公園に詰まっていた「無限の学び」
昨年末、私たちCAN!Pスタッフは「遊び」についての研修を受けました。
(遊びの研修から学ぶ、大人の在り方)
そこで学んだのは、「遊びの中にこそ学びがあふれていること」と、「大人は遊びを指示するのではなく、子どもたちの力を信じて委ねる」ことの大切さです。
きっと、この「遊び研修」を受ける前の私なら、今回の子どもたちの姿を見ても「ただ楽しく遊んでいるだけ」と見過ごしてしまっていたかもしれません。
しかし、「遊びの中で養える力がこれだけたくさんあるんだ」と知ったことで、私自身の「遊びを見る解像度」がグッと上がり、遊びの持つ重要性を以前よりもずっと強く感じるようになりました。
今回の公園遊びでは、私自身3つの大きな気づきがありました。
- 小さな公園だけど、遊びは無限大であること
遊具が少なくても、側溝も砂の地面もブロック塀も、子どもたちの「遊び込む力」にかかればすべてが最高の遊び場に変わります。
- いつもと違う場所に行くと、遊ぶ人も変わり良い刺激になること
芝生の園庭から飛び出すことで、普段とは違う友達と自然に関わりが生まれ、人間関係にも新鮮な変化が起きていました。
- 遊びの中で身につく力が本当にたくさんあること
落ちている枝で工夫する力、裸足になって壁を登る身体能力、季節の草花を遊びに取り入れる感性。大人が「教えよう」としなくても、子どもたちは遊びを通してどんどん成長しています。
私たち大人の役割は、遊びを指示することではなく、こどもたちの持つ「遊びを生み出す力」を信じて委ねること。その程よい距離感が、子どもたちの主体性を育むのだと改めて実感した時間でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Hasta Pronto~!