【新年度】答えのない旅へ出発!「探究」ってなんだろう?

こんにちは。ざきくんです。

桜の花もすっかり満開となり、新しい風が吹き抜ける季節になりましたね!
いよいよ新年度のスタートです。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

新しいクラスの名簿を確認するときのドキドキ、新しいノートの最初のページをめくるときのあの独特な緊張感……。
この時期特有の「何かが始まりそう!」という空気感は、何度経験してもワクワクするものです。

さて、記念すべき今年度最初のブログということで、今回は私たちが何よりも大切にしている「探究学習」について、じっくりとお話ししてみたいと思います。

1. 探検して、研究して、自分だけの「宝物」を見つける旅

「探究」という言葉を聞くと、なんだか百科事典を読み漁るような、少し難しいイメージを持つ方もいるかもしれません。
ですが、もっとシンプルに捉えてみてください。私たちはこれを「探検 + 研究」のセットだと考えています。

これまでの学習の多くは、「1+1=?」のように、あらかじめ用意された問いに対して、決まった正解を導き出すものでした。でも、これからの時代、そして僕たちが目指す場では、式そのものが違います。

「? + ? = ?」

これが探究の基本形です。自分で「これってどうなっているんだろう?」という問いを見つけ、自分なりの方法で答えを探し、自分だけの結論にたどり着く。

例えば、近所の公園を歩いているときに、ふと足元に落ちている不思議な形の石を見つけたとします。「これ、なんでこんな形をしているの?」「磨いたら宝石みたいに光るかな?」「大昔の化石だったりして!」……そんな風に心が動いた瞬間、もう探検は始まっています。

自分の「好き」や「やりたい」という想いをエネルギーとして、誰も答えを知らない世界へ一歩踏み出す。
それこそが、「探究」だと考えています。

?を見つける探究散歩

2. 五感をフル活用!「ホンモノ」に触れて心を動かす体験

今の世の中、スマホで検索すれば一瞬で答えらしきものが見つかります。
しかし、画面の中で見た知識と、実際に自分で体験して得た感覚には、天と地ほどの差があると考えています。
だからこそ、CAN!Pラボでは「五感を使った体験」を何よりも重視しています。

「この木材を削ると、どんな匂いがするんだろう?」

「重いものを持ち上げるには、どこを支えれば楽になるのかな?」

「いろんな材料で音を奏でてみよう」

実際に自分の手でつくり、試し、ときには盛大に失敗してみる。
そのプロセスで感じる「手触り」や「驚き」こそが、子供たちの感性を豊かに育んでいきます。
本物の道具を使い、本物の素材に触れる。こうした「ホンモノ」との出会いを通じて、自分の中に眠っている「おもしろがる好奇心」に火をつけてほしいのです。

「自分はこれが好きだ!」
「これはちょっと苦手かも」
「これをやっている時は時間を忘れるくらい楽しい!」
 そんな風に自分自身の反応を観察することで、自分の軸(自分ってどんな人間なのか)が少しずつ見えてきます。
誰かに決められた「正解」をなぞるのではなく、自分の心が動く方向へ思い切り舵を切ってほしいと思っています。

また、CAN!Pラボではホンモノの和菓子職人さんや、大学教授、レモン農家さんなど普段の活動だけでは見ることのできない、感じることのできないプロの現場に足を運ぶこともあります。
こちらはまた別のブログでお伝えしますね。

映画で見た矢じりを黒曜石で再現するプロジェクト

3. 「自分らしさ」を武器に、自分で選択し決定できる大人へ

CAN!Pラボといえばマイプロジェクトです。
 「こんなロボットを作ってみたい」
「オリジナルの物語を完成させたい」
「ピーマンがおいしく食べれるようになりたい」など子どもたちのやりたいは様々です。

私たちスタッフの役割は、教え込むことではなく、その「やってみたい!」を全力でサポートすることです。
発想を形にするためのヒントを一緒に探したり、壁にぶつかったときに一緒に悩んだり。
プロジェクトを進行する中では、ときには一人で集中し、ときには仲間と協力して意見をぶつけ合うこともあります。

こうした経験の積み重ねが、最終的には「自分の意志をもって、選択と決定ができる力」につながります。

これからの社会は、変化が激しく、唯一の正解がない問いばかりです。
そんな不透明な未来を歩んでいくとき、一番の頼りになるのは、外側に用意された答えではなく、自分の中に育った「自分らしさ」という判断基準です。

「自分はこう思うから、こっちの道を選ぼう」
「失敗するかもしれないけれど、面白そうだからやってみよう」

そう胸を張って言える子は、きっとどんな環境でも自分らしく輝けるはずです。CAN!Pラボは、そんな子どもたちの「実行力」と「自信」を育む土壌でありたいと願っています。

このブログでは、これからもラボでの日常や、子どもたちのキラリと光る探究の瞬間などを定期的にお届けしていきます。

改めて、今年度もCAN!Pラボをよろしくお願いいたします。
みなさんとご一緒に最高にワクワクする一年にできたらと思っております

以上、現場から「ざきくん」がお送りしました!また次回お会いしましょう!