すべり台をつくっちゃった話​

こんにちは! CAN!Pスタッフの長﨑です。

CAN!Pスクールには、マイプロジェクトという時間があります。

自分で自由にテーマを決めて、じっくりと取り組む時間です。

その中で、ある4年生の男の子が取り組んだテーマが、「すべり台づくり」です。

今回は、この「すべり台づくり」のストーリーと、そこから感じた「難しいことにも挑戦できるポイント」についてお話しします。

すべり台をつくっちゃった話

「次のマイプロ何しようか??」

と相談すると、彼は突然、

「おれ、すべり台つくりたい」

と言い出しました。

これがこのプロジェクトの始まりです。

まずはインターネット上に掲載されているすべり台のDIY記事を読み込み、作り方や材料をチェック。

どんな木材を使えばいいのか、寸法はどのくらいか、

一つ一つ参考写真を手掛かりに調べていきます。

準備ができたら、いざホームセンターへ。

木材の長さを測って…

切っては組み立て、切っては組み立て…

1か月半という時間をかけ、ようやく完成しました!!

大人が乗ってもびくともしない、立派なすべり台になりました!

これには作った本人も、手伝った私も達成感を得ずにはいられませんでした。

なぜ挑戦できたのか

さて、今回の「すべり台づくり」という挑戦は、これまでのものに比べるとかなりハードルが高いものです。

これまでいろいろなマイプロジェクトを見てきたわたしからすると、今回の達成はかなり驚くべきことでした。

というのも、彼に限らず、多くの場合、今回のようなハードルの高いテーマを掲げたときには、チャレンジする前からあきらめてしまったり、作り方を調べた段階で挫折してしまったり、創っている途中で投げ出してしまったりするケースは珍しくありません。

では、なぜ彼は最後までやり遂げることができたのでしょうか?

その要因を考えてみます。

小さな達成経験の積み重ね

要因の一つ目は、「小さな達成経験の積み重ね」です。

これまで、彼は多くのプロジェクトをやり遂げてきました。

初めから難しいことに挑戦していたわけではありません。

小さな工作から始まり、小屋づくり、ジップラインづくりなどだんだんと難易度が高いものにも挑戦するようになってきました。

このように一歩一歩階段をのぼるようにしてやり切ってきた経験が、「自分はやればできる!」と思うための土台になっているのでしょう。

”足場かけ”としての大人

もう一つの大事な要因は、”足場かけ”です。

心理学では、”支えがあればできること”に挑戦していくことで、ひとりできることが広がっていくと言われています。

この「一人ではできないけれど、支えがあればやり遂げられること」を乗り越えるための「支え」を”足場かけ”といいます。


これまで彼が取り組んできた、小屋づくりやジップラインづくり、そして今回のすべり台づくりでは、必要な時にはスタッフが”足場かけ”となることで、難しい工程も乗り越え、少しずつできることが広がってきました。

その結果として、今回のすべり台づくりでも、あきらめず最後までやり遂げることができたのだと思います。

他にも役立てられないか?

ここまでの話をまとめると、彼は「達成経験の積み重ね」「大人による”足場かけ”」のおかげで、難しいことでもあきらめずにやり遂げることができたのではないかという内容でした。

今回はマイプロジェクトでの事例でしたが、このポイントは他の場面にも役立てられるのではないかと思います。

例えば、教科の学習やスポーツ、さらには生活の中の細かな術など、人の”成長”や”上達”にかかわる場面です。

・算数の問題で少しずつ難易度をあげて「できた」の経験を積ませてあげる。

・難しい問題では、大人がいっしょに考えてあげることで、足場かけをする

といった具合です。

今回のお話が、読んでいただいたみなさんにとっても、何かの役に立っていれば嬉しいです。

おわりに

CAN!Pスクールは開校して早くも3ヵ月が経とうとしています。

日々、迷いながらも、子どもたちの成長に立ち会うことができて楽しいです。

引き続き、スクールでの様子を発信していきますので、またご覧いただけたら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!