こんにちは、平田です。
CAN!Pスタディでは「自己調整学習」というやり方で、自分で学習の計画を立てて課題を進め、学習したことを振り返りながら学びを進めています。
一人一人が自分の目標をもって取り組んでいる様子が素敵だなあと思う日々です。
4月にスタートして約2ヵ月が経ちますが、すでに少しずつ学習へのやる気が伸びてきている様子が見られています。
今回は、3年生の子の振り返りに着目しながらやる気が伸びている様子をお伝えしたいと思います。
いろいろな観点からの振り返り
3年生のA君は算数でわり算の学習をしています。
先日、次のような振り返りを書いていました。
振り返りの内容を簡単にまとめると、
① 算数のプリントをするときに、わり算なのでかけ算で計算するとすぐに計算できた。
② すぐに解けたから、学習計画の時間通りにできた。
③ みんなの声が聞こえないほど集中して学習したので、すぐにプリント4枚できてうれしかった。
ということでした。
A君の振り返りをちょっと分析してみます。
① うまくいったこと
わり算をするときには、「わり算なのだけどかけ算を使って計算する」というやり方を理解して活用していることがわかります。
そして、それをするとうまくいったということを言語化しているところがすごい!
② 進み具合を管理
学習計画で立てた今日学習するドリルのページ数、プリントの枚数を意識していることがわかります。
進み具合と残りの時間を考えて、今日は計画通りに学習を進めることができたと自分で進捗管理をしています!
③ 学習意欲
集中して学習できていることがわかります。
わり算の解き方が分かり、集中してどんどん学習が進んだことで、達成感を感じています!
どうしてうまくいったのか、進み具合はどうか、できてうれしかった!というように、いろいろな項目について具体的に書き出していました。
自分で振り返りの項目を考える
実は、A君の振り返りは、紙の裏まで続いていました。
自分で振り返りの項目を考えて書いていました。
【A君が考えた振り返りの項目】
■ステージクリア
(算数は、分かりやすくはやく。国語は、ちゃんと読んで間違えずにすること。)
■問題を間違えずに。
■算数と国語 楽しくできたか。
「こんなふうにできたらいいな」と思う姿をもっていて、それを自分で振り返りの項目(言い換えるとできるようになりたい目標)におけることに驚きました!
そして、わたしはA君が書いている“算数と国語 楽しくできたか”のところがポイントだと思うのです。
楽しくできたか、のA君の自己評価は花丸になっています!
わたしはA君の振り返りから、次の循環があるのではと考えました。
わり算のやり方が分かってどんどん問題を解ける
↓
自分が立てた学習計画がうまくいっている
↓
うまくいくから楽しい & 達成感
↓
やる気UP
うまくいくから楽しい。達成感を感じられる。このあたりがやる気が伸びることにつながっていきそうです。
A君だけでなく、他の子もこれらを感じてくれたらいいなと思います。
どの子にも「うまくいくから楽しい。達成感を感じられる。」の部分をつくっていけるよう、しっかりサポートしていきたいと思います。
終わりに
今回は、3年生の子の振り返りをもとに、やる気が伸びている様子についてお伝えしました。
一方で、学習がうまくいかなくてやる気を落としてしまう場合も多くあるので、そのときにどのように調整すればよいのか、ということをサポートしていくことも大切になってくると思っています。
やる気の伸びや、それに関わって学習の進み方も一人一人違うので、その子に合わせてサポートしていけたらと思います。