こんにちは、平田です。
CAN!Pアフタースクールの高学年の子どもたちは「自己調整学習」というやり方で、取り組む内容(どの教科か、どの単元か、どんな教材かなど)をスタッフと相談した上で、自分で決めて進めています。
毎週子ども達と接していると成長に気づきにくいのですが、一年間という長期で見たとき、子ども達の成長に気づくことが多いです。
今回は、ある6年生の子の一年間の成長の様子についてお伝えします。
計画的にテスト勉強
6年生のAちゃんは、4月当初から学習に一生懸命取り組んでいました。
分からない問題があると、きちんと解き方を理解しようとしていて、時間いっぱい学習をがんばっていました。
7月ごろ。
学校で実施されるテストが近づいてくると、学習時間に「テスト勉強もしたい」と、教科書やドリルをもって来るようになりました。
6年生という学年もあって、担任の先生がテストの日を1週間ほど前から予告してくれるようでした。
Aちゃんと話していると、「来週漢字テストがあるから、今日から少しずつ勉強する」とか、「理科のまとめテストがあるから教科書を読み返して復習しておきたい」とか、見通しをもって学習を進めていこうとしているのがわかりました。
この姿は、自己調整学習でいうと、『目標を設定する』・『計画を立てる』場面で、力を発揮していると言えます。
Aちゃんは、自分が達成したいことが何かを考え、決められた時間の中で目標を達成できるのかを考えたり、達成に向けてどのように学習を進めていけばよいかについて考えたりすることができるようになっていました。
時間の使い方の調節
1月ごろ。
この時期、Aちゃんは1ヶ月の学習計画(学習日ごとの、学習内容と、学習するページ数などの計画)を立てて学習を進めていました。
ある日、以前と同じように学習計画で計画していたもの以外のテスト勉強などをもって来ました。
するとAちゃんは、自分で追加した学習を含めて、決まった学習時間の中でどう時間を使うかの時間配分を考えて、書き始めました。
以前は、もともとの計画をほとんど変えて学習する日もありましたが、この時には、どの内容に何分使うのか、時間の使い方を何度も修正しながら自分で計画し直していました。
この様子は、自己調整学習でいうと、『確認する』場面や、『調節する』場面で力を発揮していると言えます。
自分の学習の進み具合を見ながら別の学習を追加したり、時間配分を検討して修正したりすることができるようになっていました。
自ら進んで学ぶ
Aちゃんの驚くところは、上に書いたように計画的にテスト勉強をしたり、時間の使い方を調節したりすることをわたしが促したわけではなく、Aちゃんが自ら進んで行ったということです。
Aちゃんは、自己調整学習を進めていくと、こういう力が身につくというのを見せてくれたようでした。
しかし、Aちゃんの姿のような力はすぐに身につくものではありません。
毎回の学習の際に、計画→実行→振り返りのサイクルを繰り返し行っていく中で、少しずつ身についていきます。
だからわたしは、一人一人の子の変化をしっかり見ながら、力が身につくようにサポートしていきたいと思っています。
おわりに
今回は、6年生のAちゃんが、計画的に学習する力、学習時間を調節している様子、そして何よりそれを自ら進んで行っている様子についてお伝えしました。
2025年4月からカリキュラムや進め方をリニューアルしてスタートする「CAN!Pスタディ」。
学習内容も見直して、パワーアップします。
6年生のAちゃんのような、自ら学びを進めていく姿を目指して、子ども達をしっかりサポートしていきたいと思います。