こんにちは、平田です。
子どもたちは一人ひとり、得意なことも苦手なことも違います。
それと同じように、「分かりやすい学び方」も一人ひとり違います。
ノートにメモを取りながら整理すると理解しやすい子もいれば、図を書いて考える方が分かりやすい子もいます。
何度も繰り返し解くことで理解が深まる子もいれば、ゆっくり文章を読むことで内容が頭に入る子もいます。
だからこそCAN!Pスタディでは、「何を学ぶか」だけではなく、「自分に合った学び方を見つけること」を大切にしています。
今回は、5年生のAちゃんの成長をご紹介します。
少しずつ変わってきた学習への向き合い方
Aちゃんは、以前、小数÷小数の学習で苦戦していました。
思うように問題が解けず、学習への意欲が下がってしまうこともありました。
その後、新しい単元である「倍数・約数」の学習が始まりました。
Aちゃんは、この日の算数のめあてを、
「倍数が何か分かるようになる」
にしていました。
講義動画を見ながら、大切だと思ったことをノートにメモし、一つひとつ確認しながら学習を進めていました。
そして振り返りには、
「ある数に整数をかけてできる数を、ある数の倍数ということが分かった。」
と、自分の言葉で学習内容をまとめていました。
また、「5の倍数は?」と尋ねると、
「5、10、15、20、25、30…」
と、自信をもって答えることができました。
学習内容だけでなく、「大切だと思ったことをメモする」という学び方も少しずつ身についてきている様子が見られました。
やってみたから気づけたこと
この日の国語では、
「読むのを速くする」
ことをめあてにしていました。
しかし、学習後の振り返りには、
「国語で読むのをゆっくりしたら、1問も間違えなかった。速くよりも、ゆっくり読む方がいい。」
と書かれていました。
Aちゃんは普段、読解問題ではあまり間違えないため、「もう少し速く読めるようになろう」という目標を立てていました。
ところが、実際に学習してみると、自分には速く読むことよりも、落ち着いてゆっくり読む方が内容を正確に理解できることに気づいたのです。
目標どおりに進めることよりも、「自分にはこちらの方が合っている」と学び方を見直せたことは、とても大きな成長でした。
「最近メモしているから、分かるのかも」
その日の学習の最後に、Aちゃんがこんなことを話してくれました。
「算数で正解が増えた。まだ『楽しい』まではいかないけど、正解すると嬉しい。最近メモしているから、分かるのかも。」
私は、この言葉がとても印象に残りました。
「最近メモしているから、分かるのかも。」
この一言には、自分自身の学び方を振り返り、「こうすると理解しやすい」という気づきが表れています。
スタッフに言われたからではなく、自分で試し、振り返る中で見つけた学び方だからこそ、これからの学習にも生きていくはずです。
自分に合った学び方がを見つけることが、自分で学ぶ力につながる
CAN!Pスタディでは、自己調整学習を大切にしています。
自己調整学習とは、「見通す」「実行する」「振り返る」を繰り返しながら、自分の学びを自分で調整していく学び方です。
Aちゃんは今回、
・めあてをもって学習する
・メモを取りながら理解を深める
・振り返りを通して、自分に合う方法を見つける
という経験を積み重ねていました。
勉強は、正しい答えを覚えるだけではありません。
「私はこうすると分かりやすい。」
「この方法ならうまくいく。」
そんな自分に合った学び方を見つけることは、中学校、高校、そして社会に出てからも学び続けるための大切な力になります。
CAN!Pスタディでは、これからも子どもたち一人ひとりの学び方に寄り添いながら、「自分で学ぶ力」を育てていきたいと思います。