こんにちは!CAN!Pスタッフのゆうやです!
このブログを読んでいる方の中には、
ラボプロって、いったいどんな活動??
ラボプロって、そもそも何?
ラボプロを通して何を目指しているんだろう?
と疑問に思われている方もいるかと思います。
そこで、今回は6月のCAN!Pラボジュニアで実施した「モーターで発明!」というラボプロを例に、これらの疑問に答えられればと思います。
ラボプロってそもそも何?
ラボプロジェクト、通称ラボプロは、子どもたちが様々な体験と出会うことを通して新たな「やってみたい」の種を見つけるプロジェクトです。
そのため、プロジェクトのテーマは大人が選び、そのテーマの中で子どもたちなりにプロジェクトを進めます。
あえて子どもたちにとってやや距離のあるテーマと出会う機会を作ることで、子どもたちの中に新たな「やってみたい」の選択肢をつくることがねらいです。
一方で、見つけた「やってみたい」の種を育て、実現をめざすのがマイプロジェクト、通称「マイプロ」です。こちらは、子どもたちがそれぞれ自分でテーマを設定します。
ラボプロの流れ
ラボプロのねらいは、子どもたちの新たな「やってみたい!」を生み出すことです。そのため、扱うテーマは子どもたちがあまり経験したことがないものを選んでいます。
それと同時に、そのテーマに発展性があるか、その学年の子どもたちにとってちょうどいい難易度に設定できるかなどを考慮して、選別しています。
ラボプロの流れはそのテーマにより様々です。テーマの特徴や子どもたちの実態に合わせて変えるため、毎度同じ流れにはなりません。
今回の「モーターで発明!」プロジェクトでは、
・子どもたちが新年度の新たな環境に十分に慣れたこと
・まもなく始まるマイプロに向けて、「プロジェクトとは何か」を部分的に体感できるようにすること
を目指して流れを設計しました。
そのため、3週間(全3回)の中で、子どもたち一人ひとりが
①たっぷり遊ぶ
②願いや問いが生まれる
③やってみる
というプロジェクトの立ち上がりを経験できるように流れを考えました。
ラボプロ「モーターで発明!」
では、実際のラボプロ「モーターで発明!」の様子をお届けします。
ステップ①「モーターでたっぷり遊ぶ」
初めはモーターとの出会いです。「モーター」というものを始めて聞いた子もいれば、「扇風機に使われている!」など具体的なイメージを持っている子もいました。
そこで、まずはモーターをじっくり観察したり、実際に回して遊んでみたりする時間を取りました。
すると、ただ「回るもの」ではなく、さわるとひんやりする、回っている時はぶるぶる震える、さらには「回っているときはちょっと臭い」といった気づきが得られます。
こうして、子どもによっては距離があった「モーター」というテーマが、五感で得た理解を伴う身近なものに変わります。
ステップ②「足をつけてみる」
今度は、モーターに様々な”足”をつけてみることで、モーターが動くようにしました。足の付け方によっていろいろな動きが生まれます。それを目の当たりにすることで、子どもたちは「なんだか○○が作れそう!」といったイメージを持つことができました。それが実際に作ってみたいという「願い」につながります。
ステップ③「○○マシンを作ろう!」
この段階では、すでに多くの子どもたちがモーターを使って作りたいもののイメージができてきていました。あとは実行へと移すだけです。今回は「○○マシンを作ろう」と題してモーターを使った工作を始めました。○○に入るものは子どもたちが自由に決められます。
子どもたちはかめマシン、戦車マシン、肩たたきマシン、お掃除マシンなど、様々なアイデアを生み出し、工作に熱中していました。
「モーターで発明!」を振り返って
改めて、ラボプロの目的と照らし合わせたときに、今回のラボプロ「モーターで発明!」はどうだったのでしょうか?
私なりに振り返ってみると、うまくいったところとしては、
・子どもたちにとってモーターが身近になったこと。
・多くの子が「○○マシンを作りたい」という願いを持つことができたこと
・ほとんどの子が「たっぷり遊ぶ」「願いや問いが生まれる」「やってみる」という流れを経験できたこと。
などがあげられます。
一方でもっと良くなる点として、
・作ろうとしているものが難しすぎて、途中であきらめてしまった子がいたこと
自由に発想できるからこそ、どうしてもその子にとって難易度が高すぎるものを目指してしまうことは起こり得ます。その時にどれだけサポートできるか、その子が「作れそう」と思える環境を作るかがカギであり、ここにこそCAN!Pラボの成長の余地があると思っています。
おわりに
今回はラボプロ「モーターで発明!」を中心に、「ラボプロとは何なのか?」「ラボプロでどんなことを目指しているのか」についてお伝えしました。
7月に開催されるアウトプットデーでは、今回のラボプロの作品について、子どもたちが発表をします。ぜひ子どもたちのユニークな発想やこだわりに耳を傾けていただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!