こんにちは!ぴかりんです。
民間学童「CAN!Pアフタースクール」では、“子どもたちの主体性が輝く場”をめざして、日々試行錯誤を重ねながら活動を続けています。
CAN!Pアフタースクールでとても大切にしているものの一つに「遊び」があります。
どうすれば子どもの遊びがもっと豊かになるのか?
どうすれば子どもの「やりたい!」を大人が奪わずにいられるのか?
私たちはそんなことをいつも考えながら、子どもたちと向き合っています。
今日は、お茶の水女子大学名誉教授(発達心理学、認知心理学、発達心理言語学、保育学が専門)である内田伸子先生のお話を参考にしながら、子どもにとっての「遊び」の重要性について、お話しできたらと思います。
遊びが育てる力
子どもにとっての遊びは、大人が思っている以上に大切なものだったりします。
子どもたちの遊びの中で育まれているものの一つに非認知能力というものがあります。
内田先生は、非認知能力は以下の3つの要素で説明できるとしています。
1.社会性(他者とつきあう力)
2.自制心(感情を管理する力)
3.実行力(目標を達成する能力)
これらは、特に幼少期は夢中になって遊ぶ経験により高まるといわれています。
この非認知能力は様々な研究で注目され、学習指導要領、幼稚園の教育要領、保育所の保育指針においても、非認知能力を育てることをミッションに掲げています。
ここ20年ほどで、注目されるようになった非認知能力ですが、様々な研究においてその重要性が示されてきました。
例えば、認知能力(IQなどで測られる力)が高ければ、その後の学歴や収入に影響するかという研究の結果、学歴や収入はIQのみによっては決まらず、非認知能力の影響の方がより大きく作用しているということが分かっています。(年収や学歴と人生の豊かさと直結するかどうかは価値観によっても異なりますが。)
さらに、この非認知能力が高くなると、認知能力も高くなるといわれています。
その理由として、遊びによって脳の偏桃体(感情の中枢)が活性化すると、隣にある海馬(記憶の中枢)が活性化され、認知能力も上がるということが研究結果より指摘されているのです。
では、そんな大切な「遊び」に、大人はどんな関わりができるのでしょうか。
大人にできること
大人は、子どもが「何ができるようになったのか?」という分かりやすいスキル面に注目しがちです。
でも実は、子どもが夢中で遊んでいるときこそ心や脳の成長にとって、とても大事な瞬間だということは、ここまででお伝え出来たのではないかと思います。
内田先生は、「大人が遊びに夢中になっている子どもたちに出来ることは、“過干渉にならない”、“ストップや邪魔をしない”こと」が大切だと述べています。
つまり、大人は“何かを教える”よりも、“子どもの集中や挑戦をそっと支える存在”であることが求められているのです。
私自身、「見守る」ことを意識していなければ、ついつい口を出してしまうことがあるなぁと反省することもありますが、これからも子どもたちの夢中がもっと輝くように、見守り方や遊びの環境づくりを工夫し続けていきたいと思います。
12月には「遊び」について専門家をお招きし、スタッフ向けの研修も予定しています。
その学びもまた、この場でシェアできれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。