間違いから学ぶ力

こんにちは、平田です。

CAN!Pスタディでは、子どもたちが「やらされる学び」ではなく、自分で考え、自分で確かめながら学ぶ力を育てることを大切にしています。

今回は、4年生A君の姿から、「間違いとの向き合い方の変化」についてご紹介します。

小数のかけ算での出来事

A君は現在、小数のかけ算の学習に取り組んでいます。

先日、
3.75 × 0.28
という問題を筆算で解きました。

計算を終えたあと、自分で答え合わせをすると、結果は間違っていました。

そこで、「どこが違っていたと思う?」と声をかけると、「最後に、3×0.28をして足したから間違えた。」と教えてくれました。

間違いをそのままにしない姿

A君は、ただ「間違えた」で終わるのではなく、どこで間違えたのかを、わたしに質問される前に自分で振り返っていたのです。

計算の手順を一つひとつ見直しながら、どの段階でズレたのかに気づいていました。

この姿から感じたのは、“正解かどうか”よりも、「自分で確かめようとする力」が育っているということです。

自己調整学習とのつながり

学びの中で大切なのは、「できるかどうか」だけではありません。

・自分で考える
・間違いに気づく
・やり直す
・次に生かす

こうした一連の流れが、学びを深めていきます。

A君は今回、

✔ 自分で答え合わせをし
✔ 間違いに気づき
✔ 原因を言葉にして説明できた

という、まさに自己調整学習のプロセスを実践していました。

間違いから学ぶ力

正しく計算できることは大切な力ですが、それと同じくらい価値があるのは、
間違いから学ぶ力です。

誰でも計算の仕方や考え方を間違えることはあります。

大切なのは、その後にどうするかです。

A君のように、自分で確かめ、考え直し、修正しようとする姿は、これからの学びを支える大きな力になります。

1年間の成長として

こうした姿は、突然できるようになるものではありません。

日々の学習の中で、
・自分で考える
・すぐに答えを聞かない
・ふり返る

といった経験を積み重ねてきたからこそ、少しずつ身についてきたものだと感じています。

この1年で、
「間違い=失敗」ではなく、
『次につながるヒント』として捉えられる場面が増えてきました。

終わりに

A君の今回の姿から、子どもたちは確実に「学び方」を身につけていることを感じました。

CAN!Pスタディではこれからも、正解だけでなく、そこにたどり着くまでのプロセスを大切にしながら、子どもたちが自分の力で学びを進めていけるようサポートしていきたいと思います。

これからも、一人一人の「考える力」と「やり直す力」を大切に育てていきます。